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「TARI TARI」 第1話 「飛び出したり 誘ったり」

「TARI TARI」第1話。
「true tears」、「花咲くいろは」のP.A.WORKS制作の新作オリジナルアニメ「TARI TARI」の第1話。
坂井和奏(さかいわかな)、宮本来夏(みやもとこなつ)、沖田紗羽(おきた さわ)の女子高生3人を中心とする、江ノ島を舞台とした青春合唱ストーリーの本作ですが、観た感じはキャラデザの人が同じなので「花咲くいろは」の別キャラバージョンという感じになっています。
「いろは」と違うのがこの3人に男子2人がメインキャラとして絡んでくるところなわけで、よりリアルな男女混合青春アニメとなって、アニオタにどのように受け止められるのかが気になる本作です。
そんな中、第1話ではアニメキャラ的な要素があるちょっとアホの子の宮本来夏が荒ぶって導入の物語を盛り上げてくれております。

アバンは、高垣彩陽演じる主人公の一人の坂井和奏(さかいわかな)の過去回想シーンからスタート。
亡くなってしまった?お母さんとの思い出が描かれております。

そして、OPが登場!
絵的に面白いヘッドホン少女の宮本来夏(みやもとこなつ)がいい感じのOPですが、本編で喋ると意外とフツーの子で、一話ではまだキャラが掴み切れない感じになっている宮本来夏です。
一方、私服がアニメアニメしているエロキャラの沖田紗羽(おきた さわ)も見た目とのギャップがまだ掴めない第一話になっています。
なこちみたいなエロ担当のサービスキャラになるのか、それともただの青春ドラマなのか、どっちの方向にいくのでしょう。

そこにシリアスなシーンとウィーン達男子が加わって、まあ、こういう青春作品になるんだろうなあというのがよく分かるOPとなっています。
なんか、絵的にぬるいことになっているんですけど大丈夫なのでしょうかw

そして、お母さんのいない二人暮らしなところがよく分かる坂井和奏(さかいわかな)の朝のシーンで本編がスタート。
P.A.WORKSの実写ドラマみたいに良く書き込まれた美術が相変わらずいい感じになっています。
坂井和奏のワンピの制服がかわええことになっているのですが、これは音楽科の制服のようで…その制服が本作の物語の一つのキーとなっている感じの本作です。

お次にお家で馬を飼っていて弓道を嗜む沖田紗羽(おきた さわ)が登場。
制服で馬に乗っているシーンがエロすぎて困ります。他のシーンでもこの人はかなりエロスを感じさせる人です。やっぱりなこち担当?
そんな彼女ですが、今後に流鏑馬(やぶさめ)での活躍シーンがありそうな本作です。

最後に3人目の宮本来夏(みやもとこなつ)が登場。
音楽好き少女で、電車から降りてくるっと回転するなど不思議ちゃんぶりも見せてくれます。
でも、喋るとフツーのリアルな高校生なわけで、リアルキャラなのかアニメらしいキャラなのか、今のところ掴みにくい彼女です。
ちなみに、中の人は「ちはやふる」の綾瀬千早役瀬戸麻沙美が担当。
高垣彩陽、早見沙織同様に歌の歌えるキャスティングで固めている本作です。

そして、転校生のウィーンとロンリーバドミントン野郎の田中大智(たなか たいち)も登場。
高校生で帰国子女というウィーンのキャラ設定がちょっと面白くてにやけますw

登校前の沖田紗羽(おきた さわ)の馬小屋シーンも。
いや~ん、この人がエロカワ過ぎます。

ここで、声楽部で譜めくり役に甘んじる宮本来夏のシーンが登場。
音楽好きなのに昨年の発表会でに失敗で歌えなくなってしまった彼女が本作の物語を動かします。
ちなみに、ここで歌われていた歌がP.A作品の「true tears」のリフレクティアだったわけで、自社繋がりネタで狙っている本作ですw

その後、ウィーンがクラスに合流。この男、なにかやってくれそうです。

そして、気合を入れて教頭先生に歌いたいと直談判に行った宮本来夏でしたが、惨敗してしまいます。あちゃーw
青春とは残酷なものです。

面と向かってはいえませんが、荒ぶる心を持っている宮本来夏は諦めません。

というわけで、自ら合唱部を立ち上げることを決意した宮本来夏。
これから部員を集めるということで、ちょっと、ちはやふると展開がかぶりますw

そのころウィーンは、ラーメンをエキセントリックな食べ方で食べています。
この男、侮れないです。

そして、宮本来夏は元音楽科の坂井和奏(わかな)をスカウトするわけですが、音楽を舐めるなとめちゃ怒られてしまいます。
あちゃーw なんか触れてはいけないところに触れてしまったみたいです。
というわけで、前途多難な部員集めが始まった宮本来夏。

しかし、めげずに弟をエロ本で脅して強引に入部させる宮本来夏です。
一体、宮本来夏はアニメ的な不思議ちゃんキャラなのか、リアルなキャラなのかが分かりませんw
それにしても、弟の裸が艶かしくてエロいことになっています。流石のP.Aクオリティ。

そのころウィーンはヤンへの手紙を綴っております。
ここでの手紙を読みながらフェードアウトしていく演出がギャグみたいになっているんですけど、ウィーンを馬鹿にしてるの?w

最後に、宮本来夏の昨年の失敗を克服するための秘密特訓シーンへ。
一緒にお茶する沖田紗羽の私服がお洒落しすぎて、なんかヘンです。ダサい?w

そして、第1話の最大の見せ場である宮本来夏の衆目の中での一人歌唱シーンが登場!
瀬戸麻沙美さんの歌がいい感じです素晴らしいシーンになっています。

しかし、そこに本作の主人公達が偶然に一堂に会したわけで・・・
その光景に怯んでしまった宮本来夏シーンで次回に続く本作です。あちゃー、失敗を繰り返していますw
というわけで、キャラが掴みにくいといいつつも、宮本来夏の一挙手一投足が面白かった今回だったかと思われます。
知らぬ間にちょっとアホの子の宮本来夏にハマってきてる?w

EDもこの5人が描かれております。
女子3人で押していた本作ですが、蓋を開けると男女5人の青春ストーリーだったわけで、ある意味キービジュアル詐欺だった本作ですw
まあ、それはさておき次回の宮本来夏の活躍がちょっと気になる本作です。

©tari tari project

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