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「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」 第16話 「軌跡」

「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」第16話。
TV放送後に原作と同時進行で延長戦を行なってきた阿知賀もこの第16話でついに最終回!
本編主人公の宮永咲の清澄高校と決勝戦で対戦する?全国大会Aブロック側の準決勝の結末がついに描かれる今回です。
勝ち上がる2校は、本作の外伝というコンセプト上分かりきっていたことですが、最後まで隠されていた阿知賀主人公のお猿さんこと高鴨穏乃の能力が明かされて、咲の清澄高校のライバルに名乗りを上げる見事な阿知賀大勝利の大団円で締められる本作です。
その高鴨穏乃の能力が2年半山で走り回っていたことによる山の主の山猿能力だったわけで、まさかのその山猿能力が宮永咲の嶺上開花の能力を脅かすラスボス候補に踊り出るなんてw となかなかの面白い結末となった阿知賀編です。
というわけで、2014年春放送予定の宮永咲&原村和の清澄高校がお猿さん達が待ち受ける決勝まで上り詰める「咲-saki-」全国編がますます楽しみで待ちきれない感じになっています。

お話は、準決勝大将戦後半の白糸台高校の一年生の大星淡のダブルリーチ(一巡目にリーチ)技が炸裂しているところから再会。
相変わらず、他の人の配牌までいじってダブルリーチしてくるという反則すぎる能力の大星淡ですw

そんな大星淡の能力を千里山のデータメガネのもっ先船久が今回も分析しております。
船久の分析によると、新道寺の鶴田姫子カップルの能力には勝てないとのこと。
そら無制限で発動できるダブルリーチ技が強すぎたら困ります。

その大星淡のダブルリーチ技もついに船久により解読されてしまいました。船久すげーw
それは、ダブリーした後、山のカドに来た時にカンをした直後に和了るという技だったわけで・・・それには必ずカンウラが付くというオマケ付き。
段々、麻雀をやったことがない人にはついて行きづらいややこしい能力バトルになって来ていますw
まあ、やってることは本当の麻雀ではありえない超能力バトルのスポコンモノなので、ルールのさわりだけ調べたらいけるかと。

千里山女子の怜ちゃん&清水谷竜華カップルもあと2回だけ使える太ももパワーで大星淡を退けます。
千里山にもちゃんと活躍場面がある最終回です。

そして、阿知賀の大将のお猿さんこと高鴨穏乃の能力がついに明かされる時が来ました!
それは、原村和がパソコン麻雀で腕を鍛えたように、2年半もの間、山を駆けずり回っていたことで生まれた山の主になる山猿能力でした。
麻雀関係無いじゃん?ってツッコんだら負けですw

というわけで、麻雀よりも山に食いついていたことが判明のお猿です。
回想シーンにて、若かりし頃のギバード桜子も登場。

その後、船久と大星淡も山の深いところを支配する高鴨穏乃の山猿能力に気付いてしまいます。
山を支配する山猿かっけーw
準決勝でずっと静かに佇んでいるお猿さんがラスボスの風格を備えつつあります。

炎のオーラをまとってトップに浮上したお猿さんを、奈良の阿知賀ではギバード桜子が勝利のポーズで讃えていますw

その高鴨穏乃の山猿能力を観戦している天江衣も咲に、この能力が咲の嶺上開花の能力の最大のライバルになるのではと忠告しています。
まさかの山猿が宮永咲の決勝戦でのラスボス候補になって来ちゃっています。
決勝戦に勝ち上がってくるノーマークの1校を描くはずの阿知賀編がここまで重要な外伝だったとは。
てか、この露出幼女達はなんなのかw

Aパートはここまで。今回も30分目一杯の大ボリュームでお送りしているスペシャルエピソードです。

Bパートは、ますますお猿さんの山支配能力が覚醒していきます。
2回使えるはずだった怜ちゃん能力も先が見えないと帰っていっちゃいました。あちゃー怜ちゃんも山猿パワーに負けてしまった模様w
さらに、謎の安和了りをして未来予知能力も見せるお猿さんです。なんだこの落ち着き払ったお猿さんはw

その山猿能力は、プロでも敗れないとされる新道寺の二人をも山の中で迷わせます。
しかし、ここは確約通りに役満を和了った鶴田姫子でした。
というわけで、なんやかんやで大将戦だけで見ると新道寺女子の一人勝ちというスコアになっていた模様。この能力は反則すぎますw

そして、大将戦は最終局のオーラスへ。
この時点でまさかの白糸台が最下位。大星淡は実は雑魚だったのではと疑ってしまいますw

そのオーラスも完全にお猿さんのペースで進みます。
すでに場を支配して、大星淡にダブリーすらさせないお猿さんです。山猿つえーw
さらに、前の安和了りで跳満の直撃を食らっても2位をキープできるようにしていたお猿さんです。

しかし、大星淡も大物だったわけで、2位通過を見送って、自らのツモ和了でオーラスを締めます。
チームの決勝進出がかかっている場面でこの人もよくやりますw

そして、白糸台高校の1位通過かと思われたその時、大星淡のカンウラがついていないことがここで判明!
なんとお猿さんは大星淡のカンウラ技まで山を支配して封じていました。
ということで、大星淡がお猿さんに惨敗して、阿知賀女子が一位通過で準決勝が終了。

敗退の二人が涙を流す中、大勝利のお猿さんは皆の元へ駆けて行きます。
白糸台が勝つかと思われた阿知賀編でしたが、まさかの阿知賀大勝利で締めくくれることになった本作です。
白糸台が宮永照以外が意外と弱かったということもあり、阿知賀女子が決勝戦の最大のライバルに急浮上です。そういう展開へ?

阿知賀では、ギバード桜子が歓喜の胴上げをされていました。最後まで、ギバード桜子アニメだった本作ですw

阿知賀女子の控え室では、準決勝越えという自分のリベンジを果たしてくれた生徒たちに、素直に喜びの涙を流す赤土晴絵コーチの涙シーンも登場。

そして、阿知賀の勝利を見届けたのどっちもええ顔をして会場を去っていきます。
やっぱりお猿さんとのどっちの再会は決勝戦までお預けのようですw

号泣の新道寺女子の控え室には、タコスからタコスの差し入れがw
まさかの「すばら」の花田煌が、タコス達の長野の中学時代の先輩だったことも明かされる最終回です。

阿知賀編を盛り上げてくれた千里山女子の皆さんも号泣の青春ENDです。
船久も学生らしく泣いていました。

2位通過の白糸台高校は皆さんがリベンジを誓っています。
山猿に負けて悔しさ一杯の大星淡は、リベンジを誓っていまいた。
これで全国編決勝戦の大将戦も熱いことになりそうです。

お猿さんこと高鴨穏乃は、憧ちゃんの脱ぎたてホヤホヤのいつものジャージに衣装チェンジ。
その憧ちゃんの体温が残っているジャージがエロエロですw

そして、阿知賀でのサービス的に全国編の決勝戦の舞台をお先に披露!
そこで、赤土晴絵と高校時代に因縁がある?解説もしていた小鍛治プロが登場。

その小鍛治プロに赤土晴絵がプロになる宣言をして、赤土晴絵の高校時代に阿知賀女子で敗れたトラウマ物語も一区切りとなります。
お猿さん達の頑張りがこのドラマを生みました。

そして、「和、明後日ここで遊ぼうな!昔みたいに!」とお猿さんがのどっちと決勝戦で遊ぶことを約束したところで、阿知賀編は終了へ。

EDでは、全国編の予告編も登場。
メガネの日笠陽子キャラの辻垣内智葉も登場。声優は初披露?
咲もゆるめの気合いを入れて全国大会へ挑みます。だじぇ~は「ぶちのめすじぇ~」と気合十分ですw

最後に、原村和ことのどっちが阿知賀でのお猿さん達の頃を思い出して「今行きますね。」と決勝での再会を誓って見事に完結!
お約束の中田譲治ナレーションも登場して、原村和とお猿さん達の約束の物語の阿知賀編が綺麗に幕を閉じることになりました。
ということで、「咲-saki-」本編の原作がなかなか進まないということで、アニメの間を埋めるオリジナルなメディアミックス作品的に展開してきた本作ですが、本編の幅を広げて、2014年春放送予定の「全国編」がますます楽しみになるナイスな外伝の阿知賀編だったかと思われます。
お猿さん達と原村和の再会シーンや、阿知賀メンバーと清澄高校チームの激突シーンがどうなるのか今から楽しみで仕方ありません。

©小林 立/スクウェアエニックス・咲阿知賀編製作委員会

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