-「たまこまーけっと」の感想-

「たまこまーけっと」　第4話　「小さな恋、咲いちゃった」

「たまこまーけっと」第4話。
今回は、たまこの妹の北白川あんこの発情エピソード。
うさぎ山商店街のお姫様のあんこ姫に狙っている男の子がいたという、せっかくのあんこ回なのに嬉しいような悲しいような今回です。
一般作品ならなんの問題もない心温まるあんこ姫の初々しい小さな恋エピソードになってますが、いかんせん深夜で勝負しているところもある本作なので、またまた物議を醸しかねないことになっています。まあ、たまこまーけっとは一般アニメなのでもうあきらめましょうｗ
そのあんこ姫の愛しの人が、わざわざイケメンを回避してクッションを入れたメガネ君だったのですが、そのメガネ君が最後にちょっとキモかったところもあって、どうせならあんこ姫にはイケメンを狙うセンスのいいところも見せてもらいたかった気もしますｗ

お話は、あんこ姫のお母さんとの思い出のお祭りでのおめかし回想シーンからスタート。

昔から商店街の人達に愛されるお姫様キャラのあんこ姫です。
たまこもそんなあんこ姫を可愛がる商店街の人の内の一人です。なんか昔のたまちゃんが普通のメガネっ娘ですｗ
一方、後ろ姿だけ登場のお母さんがどんな人だったかも気になります。中の人は日笠陽子が担当。

そんな少しわがままなお姫様として育てられたあんこ姫は今日もデラちゃんといがみ合っております。
そのデラちゃんがますます肥満体型になって酷いことになってますｗ　
でも、あんと呼んでくれるのはデブ鳥のデラちゃんだけという悲しい事実も続いてます。

飛べない豚はただのブタ。

そこで商店街のお祭りのハッピをきたたまちゃんが登場！
相変わらずたまちゃんは商店街一筋の安全主人公です。
そんなたまちゃんですが、すっかりブタを乗せても気付かないほど首は鍛えられておりますｗ

そして、あんこ姫がたまちゃんと同じく商店街の人達に愛されていることが描かれた後、ついにあんこ姫が恋していることが明かされる残念な場面が来てしまいます。サブタイトルからも予想はついていましたが、やっぱりそうでしたか。

その愛しの男の子があんこ姫の前を横切るのですが・・・
誰もが手前のイケメン君狙いと思いそうな演出ですが、逆にそれが怪しくてオチが読めちゃった今回ですｗ

繊細すぎるみどりちゃんはいち早くあんこ姫の気持ちを理解。さすが百合少女。かんなさんもそれに続いて気付きます。
そして、色恋話にはまったくどんかんなのがたまちゃんなわけで、それだけが救いの本作です。

あんこ姫のクラスでは、イケメン君と一緒に博物館に行くという話題で盛り上がっています。
あんこ姫のお友達のピンクの子がええカールをしていますｗ

そして、お父さんに博物館行きを頼むのですが、その日はもち屋が忙しいお祭りの日だったので却下されちゃいます。
お家のことを手伝うのが義務な古き良き家庭に育っちゃったあんこ姫。あっかんべーがあざといです。

その後、ふてくされるあんこ姫の前にハッピを着たデラちゃんが登場。なんというウザいデラちゃんｗ
この人のウザ芸アニメになりつつあるたまこまーけっとです。

結局、もち蔵の気持ちにもまったく気づかない鈍感の爺さん、オヤジ、たまこが協力してあんこ姫の願いを叶えます。
あんこ姫が男と遊びに行くとは知らずに・・・なんか鈍感3人組が裏切られた気分ｗ

当日は、早起きをして仕事を済ますことになったあんこ姫。前回お友達になった史織さんもお手伝いにやってきております。
まだ今回も史織さんとみどりちゃんの接触がなくて緊張します。

一方、デラちゃんは、鏡で自分のハッピ姿をチェックですｗ　デラちゃんキャワワ。

そんなハッピが似合うデラちゃんに壊れたお神輿の鳥役をやるという重要任務が今回与えられます。
そんなデラちゃんのコメディ回となっている今回です。脚本は花田先生が担当。

いつも重要な役割を果たすレコード屋さんは、今回はお休み。

そして、あんこ姫がついに博物館へ行くことに。女の顔になっているあんこ姫です。

一方、お神輿では、もち蔵がたまこにかっこいい姿を見せようと頑張っています。
イケメンがたまこのために一途に頑張るそんな姿。

そこで、博物館へ行ったはずのあんこ姫がお祭りに出る幼女の着付けを手伝う場面が登場。
アバンのお母さんにしてもらったことを自分がするという、あんこ姫が母を継いでちょっとお姉さんになるええシーンです。
今回も小野Dのお姉さんがキャワワです。
もう、たまこまーけっとはガチホモ、ガチロリ、ガチ百合作品として楽しみますか？いや、一般作品として楽しめばいいかとｗ

というわけで、幼女との約束で結局博物館へは行けなかったあんこ姫。

一方、もち蔵も途中リタイアでたまこのところへはたどり着けませんでした。
ちょっと頼りないイケメンにドキッとしちゃいます。うほっ。

でも、膝ガクガクで帰宅のもち蔵はちょっとダサイことになっています。
デラちゃんは鳥役で頑張りすぎてちょっとお疲れ。

そして、博物館へ行けなかったのを吹っ切ったあんこ姫の前に、まさかの愛しの人が来るというビッグサプライズが！
まだ、どちらが本命か分からない登場の仕方をするメガネ君です。なぜメガネ君は相対性理論のセーターを着てるのｗ

タンスに閉じこもったあんこ姫をおもちで誘惑したり、くさやで燻り出そうとするのですが、どれも失敗。

しかし、愛しのメガネ野郎がおみやげを持って来て、ついに顔を出したあんこ姫でした。
そんな無害アピールのメガネ君ですが、いかんせんアップ顔がキモすぎたわけでｗ　なぜそのカットを採用した。せめて糸目キャラのままなら・・・
そんなメガネ君に惚れちゃってるあんこ姫。せめてイケメン狙いのセンスのよさを見せてくれた方がよかった気もｗ

一方、あんこ姫がメガネ狙いだったことをここで悟ったみどりちゃんとかんなですが、たまこさんは何が起こっているかも理解していませんでした。
そんな鈍感たまこになんでこんな子を好きになったのかと呆れ顔のみどりちゃんが相変わらず切ないです。

最後は、デラちゃんの金色の入浴シーンで今回は終了。すぐに落ちる塗料というのは本当だったみたいです。
というわけで、今回も見所満載のコメディ要素を交えたあんこ姫の小さな恋エピソードが面白かった本作です。メガネ君の最後だけが・・・。

そして、次回は夏エピソード！みどりちゃんはたまこ水着をノゾキですか？それとももち蔵エピソード？

© 京都アニメーション／うさぎ山商店街

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