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「たまこまーけっと」 第10話 「あの子のバトンに花が咲く」

「たまこまーけっと」第10話。
第10話は、繊細みどりちゃんの文化祭エピソード。
前回バトン部の部長に就任した繊細少女みどりちゃんの文化祭での悩みと葛藤が描かれる繊細ストーリーの今回です。
第2話、第5話に続いて、ちょっと演出レベルが高めで内容が濃いみどりちゃんの繊細ストーリーをちょくちょく入れてくる本作ですw
そんな今回も部長の重責に悩みながら頑張るみどりちゃんが切ないわけで、最後はたまこの胸の中で号泣のみどりちゃんが最高な今回です。
そして、全体のお話の方では、ついに南の国の王子の妃候補話に進展がみられて残り2話のクライマックス展開に突入の本作です。

お話は、みどりちゃんがバトン部の部長として文化祭ステージの抽選に挑むところからスタート。
部員たちの期待を背に、部長として頑張るみどりちゃんの葛藤と涙が描かれる今回です。

一方、もち蔵チームはいつもの3人でカンフー映画を撮って文化祭ステージに出場することが判明。もち蔵も青春をしています。

そして、気になる抽選は、文化祭ステージのゴールデンタイムをゲットして見事に部長の責任を果たしたみどりちゃんです。やるじゃん。
しかし、そのみどりちゃんの責任感が切ない涙をもたらすことになってしまう今回です。

というわけで、文化祭へ向けて張り切る部長と部員たちのステージ会議がスタート。
そこにアッカリ~ンの三上枝織キャラの謎の先輩も登場。バトン部にこんな先輩がいたなんて初耳ですw

会議では、かんな提案の出初式があっさりと却下。かんな的には結構マジだったようで、かなり落ち込んでいますw

そして、なんやかんやで部長のみどりちゃんが振り付けを担当するという流れになって、文化祭ステージの準備が始まります。

たまこ宅では、チョイ様にもち蔵激写の去年のバトン部のステージ写真が披露されます。
その写真がたまこのアップばっかりで、もち蔵の想い切なすぎることになってま。みどりちゃんは見切れまくりw
そのもち蔵の想いにまったく気付いていないたまちゃんが相変わらず鈍感すぎますw

ラブラブ糸電話シーンでは、もち蔵の気持ちも知らずに軽い気持ちで今年の撮影を頼むたまちゃんです。
撮影はもちろん喜んでするのですが、もち蔵がここでも切ないことになってます。

一方、たまこを巡るもち蔵のライバルのみどりちゃんは、自室でバトンの振り付けを試行錯誤中。
自分のポーズに照れるみどりちゃんが、あらかわいw

悩んでベッドにダイブするみどりちゃん。
今回は、カットをぶつ切りにして繋げたりするシーンが多々あったりなど演出的にも面白いフィルムになっています。

そして、みどりちゃんはやれる子だというプレッシャーに追い詰められていくみどりちゃんです。ちょっとやばい顔してますw

そんな中、チョイ様の王子の妃候補探しのストーリーも同時展開する今回です。
前からたまこからそっち方面の匂いを感じていたチョイ様ですが、今回もそれが気になるようです。
果たして、98%当たるとうチョイ様の占いは当たるのか否か。

一方、みどりちゃんは振り付けがまったく浮かばずにモンモンの日々を過ごします。
おもちゃ屋のおじいちゃんのところを訪ねたり、商店街の神様にお願いしたりと・・・
それをレコード屋のマスターに見られて、あら赤面w

というわけで、みどりちゃんは人生に悩む人が集うレコード屋のお世話になります。
マスターから「静寂もまた音楽の一部」とヒントをもらいますが、ここではまだ悩みは解決しません。

そんな部長の重責に悩むみどりちゃんを見て、部長下克上を狙うかんなです。みどりちゃん、部長の座あやうしw
何気にかんなの部長下克上物語も繋がっている本作です。

そして、トイレでへこたれそうになる自分にカツを入れるみどりちゃん。トイレで頑張るみどりちゃんのいいシーンです。
そこに史織さんが現れて・・・よくトイレで会うこの二人ですw 
第3話の史織さん回の逆パターン。

そのみどりちゃんの悩みをたまこ達に相談する史織さん。そのことでみどりちゃんの悩みは解決へ向かいます。
一方、ミスターは、史織さんがトイレに行くことを知ってショックを隠しきれませんw

そして、一行はみどりちゃん宅に乗り込んで泣かしにかかります。包囲されたみどりちゃんは逃げ場がなくなってしまいます。

というわけで、ついに振り付けが何も進んでいないことを皆さんに告白して、自然と涙が溢れてしまうみどりちゃんでした(涙
そんな本音と涙と鼻水を垂れ流しのみどりちゃんを旦那のたまちゃんが熱く抱擁します。たまちゃんがいい旦那です。

その後、ミスターのサポートもあった笑顔を取り戻した部長のみどりちゃんでした。
この展開では、かんなの下克上は無理そうですw

というわけで、みどりちゃん復活で準備も順調に進んで、ついに文化祭ステージ当日へ。
みどりちゃんデザインのステージ衣装もここで初披露。たまこのうさぎ衣装は却下されたようですw

ここでチョイ様がたまちゃんのほくろを見て、また何かを感じています。それが妃候補の印?

そして、バトン部の晴れ舞台のステージシーンが登場。部長のみどりちゃんキャワワ。

商店街の人達もたまちゃんの晴れ舞台の観覧に訪れております。もち蔵はたまちゃんを激写中。

そんな中、チョイ様はたまこの最後の見極め作業に入っています。その時が迫ります。
みどりちゃんはたまこにラブラブしてます。

ステージラストは、バトンからミスターが飛び出して手品ステージとしてのオチも綺麗につきました。

そして、帰りに部長として見事にステージを成功させたみどりちゃんの「ハッピーって感じ」の満面の笑みで文化祭エピソードが幕を閉じます。
まさにみどりちゃんが悩んでみどりちゃんが笑顔で締める、みどりちゃん回の今回でした。
第2話と同じく地味目なお話となっていますが、観れば観るほど味が出る繊細なみどりちゃんが素敵な濃い内容となっている今回かと思われます。

そんな中、最後に見極めを済ませたチョイ様が「たまこさま」とかしずいてたまちゃんの前に登場。
「あなたが王子のお妃さまです!」と、ついにチョイ様が狙っていた妃候補がたまちゃんだったことが判明して次回に続く本作です。
果たしてたまちゃんは商店街を離れて南の国へ嫁いでしまうのか否か。
そんなことになる気は全然しないのですが(笑)、残り2話のクライマックス展開に続きます。

© 京都アニメーション/うさぎ山商店街

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