ホーム2013第1クール(冬)「ビビッドレッド・オペレーション」>最終話 「ビビッドレッド・オペレーション」

「ビビッドレッド・オペレーション」 最終話 「ビビッドレッド・オペレーション」

「ビビッドレッド・オペレーション」最終話。
ビビパン最終話は、一色あかねの新聞配達はまだまだ続くで~エピソード。
ラスボスのおせっかいカラスとあかね達5人の総力合体最終決戦とその後が描かれる大団円完結話となっている最終回です。
展開的にはあかねと黒騎れいの友情が大勝利する王道展開で綺麗に幕を閉じた本作ですが、グダグダなラスボスの存在やお子様向けな友情話などいろいろと内容にはツッコミどころが多いラストになっていたようにも思われます。最終回なのに作画が安定していなかったところもあって少し残念。
というわけで、かわいいをコンセプトにストパンの再来を狙って制作されたオリジナルアニメの本作ですが、謎の擬似プリキュアの合体変身アニメになってしまって、皮肉にもあおいちゃんがただひたすら可愛かったという感想が一番に来てしまう作品だったように思います。あと、やっぱりビビッドももは爆誕ならずw

お話は、黒騎れいを飲み込んだおせっかいカラスがラスボスとして暴れだす前回ラストの続きから。
黒騎れいの残りの矢ごと飲み込んだことで、パワーアップしてラスボスになったという設定のカラスみたいです。
そのカラスは元々アローンの一種の代弁者だったらしく、力を得て”彼ら”を超える絶対の存在となったと勘違い系のラスボスでしたw

その絶対的な力の前で諦めモードになってしまううそくんです。
今まで友情パワーをガンガン推していたうそくんなのに最終回はやたらと弱気です。

おせっかいカラスの中で生きていた黒騎れいですが、カラスにここでも人類が滅びるところを見せてやるといじめられています。
なんでおせっかいカラスはネチネチと黒騎れいにいつも厳しいのw

そして、連合軍の最終兵器のカラスには効かずに絶体絶命となる人類です。
元々、軍では歯が立たないので戦っていたはずの4人が軍任せで棒立ちで見てるのがおかしいんですけどw
でも、連合軍の見せ場のCG戦闘シーンがかっちょいいことになっています。

ここでようやく、あまり根拠はないですが「大丈夫だよ」と4人が立ち上がって最終決戦に臨みます。

ももちゃんとお母さんもそんな4人の戦いを見守ります。
というわけで、ピンク色で参戦の可能性もあるかと思われたももちゃんですが、ビビッドももの爆誕はならずでした。あちゃーノリ悪いw

そして、カラスとの戦闘は皆さんと順番に合体して戦っていく総力戦展開へ。
ひまわりちゃんとの合体のビビッドイエローは相変わらずの可愛くて最強のかっこいい戦闘シーンを見せてくれます。
そんな合体キャラですがベースが全部マヨラーなのがなんか残念ですw
主人公のマヨラーが、宮藤芳佳や西住みほ的な王道の愛すべき主人公だったらこの作品も180度変わっていたかも。

お役御免の人達は次の人へバトンタッチしていきます。使い捨て友達?w

続いては、結果的に緑ということで不人気キャラに収まってしまった感のある三枝わかばのビビッドグリーンが登場。
やはり緑キャラは不人気になるのが宿命?

そして、あおいちゃんと合体して、黒騎れいさんへの道を切り開きます。

一仕事を終えて落ちていくあおいちゃんが可愛すぎて最高です。
この作品はあおいちゃんをアニメ史に残したということでひとつの役目を果たしたかとも思えます。
てか、健気で熱血のあおいちゃんこそ主人公に相応しすぎる人なわけで、マヨラーが2番手ポジションだったらと反省してもしきれません。
あおいちゃんがベースの合体アニメなら・・・

そんな中、ついにあかねが黒騎れいの元にたどり着いて、最後のとっておきの合体シーンへ。

キスシーンでは全裸おぱーい解禁?シーンも登場。
他の人との合体シーンではあかねがキスされておりましたが、黒騎れいとの合体ではあかねがキスするというパターンになっています。
高村監督も原画に参加されている今回ですが、ここらあたりを担当?ここの作画が最高です。

そして、作品タイトルでもあるツインテ合体キャラのビビッドレッドがここで誕生。
黒騎れいがベースで赤のビビッドレッドが誕生するというオサレな設定です。

そんなビビッドレッドですが、股間はパンツ丸出しの変態キャラですw

カラス曰く、この「ビビッドレッド・オペレーション」は宇宙創世の力を持つカラスを超える存在とのこと。
なんじゃいそらw 友情最強のハッタリSFですw

そんなグレンラガンノリの決着は根性論の「ビビッドパンチ!」で決めます。根性パンチを炸裂するビビッドレッドが男前です。

そして、ついにおせっかいカラスを撃破!
戦いの結末を見守るあおいちゃんたちがただの観戦キャラになってますw

戦いを終えて無事帰還のあかね&れいちゃん。ふたりともええ顔していますw

うそくんも友情の力をあらためて見直すのでした。うそくんもええ顔しています。

そこで”彼ら”から黒騎れいに元の世界を復活させてくれるというビッグサプライズが!
カラスとの戦いが本当の”彼ら”の試練だった? てか、世界を壊したり救ったりとやりたい放題の”彼ら”ですw

そして、別れてもずっと友達と約束して黒騎れいが元の世界へ帰って行って物語は完結へ。
終わってみれば、”彼ら”の友達テストに巻き込まれて大変な5人だった本作です。

エンドロールでは、その後のあかね達が描かれます。あかね達はもう戦わないフツーな人達に?
そこで何気にうそくんから復活している一色博士がw
お母さんが退院して家に戻ってくるシーンも登場。ちょっとそこはええお話です。

最後はやっぱりあかねのお尻と新聞配達シーン(黒騎れいのマフラー付き)で締めくくられる本作です。
「ブンブンブブーン」と戦犯設定を繰り返すマヨラーに最後もイラッとさせられますw

そして、そこに黒騎れいが飼っていたインコ(よく野生で生きていたw)が現れて・・・
そのインコの飛んでいった先にれいちゃんを見つけたあかねの満面の笑みで締めくくられる「ビビッドレッド・オペレーション」でした。
再会のハッピーエンドに喜ぶよりもれいちゃんがどうやって来たのかがメチャ気になりますw ”彼ら”にどこでもドアを借りたのでしょうかw
というわけで、別世界の二人の友情物語が大団円で締めくくられたオリジナルアニメの本作です。
キャラの可愛さと物語の面白さがハマってストパン化することには至らなかった感はありますが、オリジナルアニメの醍醐味は十分味あわせてくれた作品だったかと思われます。注目のガルパン、武装神姫とのストパン化対決はガルパンが飛び抜けて圧勝。結局、島田フミカネが偉大だった?

© vividred project

「ビビッドレッド・オペレーション」レビュートップへ


inserted by FC2 system