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「境界の彼方」 第4話 「橙」

「境界の彼方」第4話。
第4話は、虚ろな影とのバトル完結編エピソード。
栗山未来の過去と因縁のある妖夢・虚ろな影とのバトルが決着する序盤クライマックス回の今回です。
しかし、虚ろな影は所詮ラスボス先輩の前座キャラだったわけで、本当に怖ろしい妖夢を飼っていた神原秋人の正体がついに明かされます。
異界士達が総動員で神原秋人を止めようとする神原秋人の本当のバケモノ展開が面白いことになっている今回ですw
そんなわけで、呪われた血を持つ栗山未来と、めちゃ怖ろしいバケモノを飼っている神原秋人の、普通の人間じゃない二人の絆がついに出来上がるという熱くて切ない序盤クライマックス回の今回だったかと思われます。これで二人のデフォの関係が出来上がっちゃいました。

お話は、一人で無理をする栗山未来を担ぐ神原秋人のシーンからスタート。
ここでも伊波桜のことは語らずに頑なに自分の殻に篭もる栗山未来です。

一方、シスコン名瀬博臣は、妹ちゃんの頼みを聞いて神原秋人を止めようとする熱い兄貴っぷりを見せています。
というわけで、本当のヤバイ奴は虚ろな影ではなく、神原秋人であることがすでにここでも描かれています。
名瀬博臣の背中のもの凄い傷が神原秋人に付けられたことも暗に語られている今回です。なるほどそういう傷でしたかw
そんなヤバイ相手にも立ち向かって行く名瀬博臣の妹愛が熱いです。

名瀬の長女も本当のヤバイ奴が神原秋人であることを知っていて警戒しています。
神原秋人はどんだけヤバイ奴なんだw

そんなわけで、虚ろな影とのクライマックスバトル展開だとういうのに、どことなく緩いギャグを交えた会話劇を繰り広げる二人です。
なるほど、虚ろな影ははじめから雑魚キャラでしたか。

二人のコメディやりとりで、栗山未来ちゃんのタイツを脱ぐナマ足エロスシーンも登場。
ストブラの雪菜ちゃんはパンツを見せてくれるのに、栗山未来ちゃんはやっぱり見せてくれませんw

その後、虚ろな影の幻想空間でのバトルは、巨大伊波唯に襲われる展開に。
武本康弘コンテのオサレ演出シーンが炸裂しています。

そして、メガネスト神原秋人の声もあって伊波唯の幻想を打ち破ることに成功する栗山未来です。

その後、本性を現したグロキャラの虚ろな影を討つ栗山未来です。

ここでついに精神攻撃してくる虚ろな影の幻想世界が解除されます。
そんな栗山未来の伊波唯との心の葛藤ドラマを見ちゃったからなのか、妹ちゃんの伊波桜はここであっさりと退場となります。
この後のクライマックスの邪魔にならないように、あっさりと去って行った伊波桜でしたw

そして、虚ろな影に神原秋人が憑依されるメインイベントがついに始まります。

異界士の新堂彩華さんも神原秋人を止めるために始動しています。流石、本当にヤバイ奴が誰か分かっている新堂彩華さんですw
ここでモフモフ少女の新堂愛ちゃんの妖夢姿も初披露。あらかわw

そして、伊波唯と同じ状況で過去を乗り越える栗山未来の神原秋人撃破シーンも登場!

その後、覚醒した栗山未来が虚ろな影をついに討伐します。メガネが光る栗山未来がかっけーことになっています。

しかし、虚ろな影は所詮雑魚キャラだったわけで・・・本当のラスボスを止めるために異界士の強者が集結してきました。
この物々しい雰囲気、一体これから何が起こるというんですかw
戦いに臨む名瀬博臣の背中の傷もかっけーことになっています。

てなわけで、無茶をした神原秋人に説教をした後、名瀬博臣の戦いが始まります。
何この万全なバケモノ対策ww

そして、神原秋人の中のヤバイ奴が目覚めます。バケモンキターーーーw
異界士の皆さんが必死過ぎますw

結界から飛び出したバケモン神原秋人の流れ弾が山を破壊します。なんだこの栗山未来なんて目じゃないバケモンww
今まで神原秋人についてあまり触れていませんでしたが、こういう存在であったことが隠されていた本作です。

名瀬の長女・名瀬泉もついに参戦します。お姉さまかっけー!

そして、神原秋人の攻撃が一段落すると、そこはトンデモナイ荒野になっていました。
異界士の人達もヤムチャ状態になってやられています。神原秋人つえーーーw スーパーサイヤ人クラスの強さw

というわけで、栗山未来ちゃんがついに、先輩が自分と同じ孤独なバケモノ仲間だったことを理解します。
先輩の言っていたことをようやく理解して号泣です(涙

そして、同じバケモノで苦しむ先輩を助けに向かう栗山未来です。
先輩の元に駆け寄るところで余裕で攻撃を弾く栗山未来もやっぱりバケモノすぎることになっていますw

そして栗山未来が神原秋人の暴走を止めて元の人間の姿に戻します。栗山未来の呪われた血のパワー?それとも愛の力?

その後、意識を取り戻した神原秋人は自分の暴走を悔いながら、栗山未来が自分を助けてくれたことに気付きます。
てなわけで、ここでついに気持ちが通じ合うことになった二人でした。
そんな同じ孤独なバケモノだから分かり合える二人のラブストーリーが熱くて切ないことになっている今回でした。

異界士協会の人もこの二人を目撃して興味津々の模様。でも、名瀬のお姉さまが怖い顔で口止めします。

最後は、栗山未来と神原秋人のちょっとほっこりしたお食事シーンが登場。
お互いのことを理解し合った、この前の牛丼屋とは違う雰囲気を醸し出す二人がいい感じのエピローグシーンです。
ここで虚ろな影の石(偽物)が200円の価値しかなかったことが判明。あちゃー遊んで暮らす野望が壊れましたw

そこで、栗山未来にとっては先輩は普通のただのメガネストだという台詞で、素敵に締められる今回でした。
バケモノ同士の二人だからこそ、お互いに普通の人として付き合えるという、素敵なラブストーリーエンドです。
先輩の餃子の皿にレバニラを分け与えるという、栗山未来が心を開いたことを表す描写も素敵な締めくくりのシーンでした。

ED後は、名瀬泉が本物の虚ろな影の妖夢石を謎のおじいさんのところに持ってくる謎シーンも登場して、今後への伏線も張る今回でした。
というわけで、栗山未来と神原秋人が互いに孤独な存在だと理解しあって心が通じ合うという、衝撃の出会いからの二人の物語が一段落する素晴らしい序盤クライマックス回の今回だったかと思われます。
これで二人のデフォルトな関係が出来上がったわけですが、今後はどのような展開になっていくのか注目の本作です。



©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会

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