ホーム>2013第4クール(秋)>「境界の彼方」>第11話 「黒の世界」
「境界の彼方」 第11話 「黒の世界」
「境界の彼方」第11話。
第11話は、栗山未来の「不愉快じゃないです。」エピソード。
そんなアッキーと出会って「不愉快じゃないです。」の境地に辿り着いた栗山ちゃんを、アッキーがついに助けに行くお話の今回です。
そんなわけで、今回は次回最終回に向けて、変態メガネストのアッキーが栗山ちゃんを助けに走りだすというところをやりたい話数だったわけで、それがラストに上手いこと決まって、次回の感動?の最終回に続く本作です。
そんな今回ですが、中盤までの重苦しい空気をアッキーのエロママンの登場によりぶち壊す形になっていて、それがいい感じに大団円の最終回スイッチを入れるきっかけになっています。そんな今野宏美演じるエロママンのやっちゃんが効いている最終回への熱い溜め回の今回でした。
お話、境界の彼方に吸収された冬の世界で栗山ちゃんが戦っているシーンからスタート。
というわけで、やはり前回の冬の世界の描写が、まだこの世界で存在していた栗山ちゃんのシーンだったことが明かされます。
そこで、無駄にカッコよく孤高に戦い続けるメガネ美少女の栗山さんの姿が描かれておりますw
そんな孤高のメガネヒロインをアッキーが助けるために走りだすというお話の今回です。
そのアッキーには、名瀬博臣&美月兄妹により、3ヶ月眠っていたことや、栗山ちゃんが消えたことなどの説明がなされます。
てなわけで、今回は中盤まで、これまでのお話を整理する謎解き解説シリアス展開になっています。
そんな中、妖夢の力を集めていた藤真弥勒(みろく)が、世界を憎んでいる悪役の姿をついに全面押し出して来ました。
やっぱりめちゃ悪い奴だった藤真弥勒ですw
この人が、良くも悪くも名瀬泉の”境界の彼方”退治を邪魔していることにより物語が進んでいる本作です。
そんな名瀬泉の”境界の彼方”退治の真実をついに知ることになる名瀬博臣&美月のシーンも登場。
そして、アッキーが名瀬泉に栗山ちゃんを利用したことを問い詰めるシーンも登場です。
そこで名瀬家の世界を守る責任で動いていたことや、栗山ちゃんがアッキーを守るために自ら選んだ道であることなどを聞かされるアッキーです。
そんな栗山ちゃんのザマア展開でアッキーは引き下がってしまうのか否か。
そんな話を聞いてもなかなか走り出さないアッキーには、伊波桜の強烈なドロップキックがお見舞いされます。伊波桜ちゃんめちゃ凶暴w
でも、この前は伊波桜ちゃんが押し入れに蹴り入れられていたのでおあいこかもw
その後、アッキーの元に3ヶ月前の決戦前に送った栗山ちゃんからのメールが来ていることが判明します。
ここで、ちょっとベタな展開ですが、栗山ちゃんの本心がアッキーについに伝えられることになります。
その頃、栗山ちゃんは境界の彼方との孤高のアクションバトルを繰り広げています。
そんな栗山ちゃんがかっけーんすよw
メールの内容を語りながら展開するのがもったいないほどのカッコイイ作画バトルシーンになっています。
そんなバトルを見せる栗山ちゃんがメガネを直すところがこれまたかっけーことになっていますw
ちなみに、この世界ではいつも赤いメガネではなく別のを付けている栗山ちゃんです。こっちの方がシックな雰囲気で似合っているかもw
そんな栗山ちゃんがアッキーと出会って導き出した答えが、呪われた血の運命も「不愉快じゃないです。」だったわけで・・・
ついに、呪われた人生の「不愉快です。」から脱却をしていたことが判明の栗山ちゃんでした(涙
そんな栗山ちゃんの想いを知って、アッキーも栗山ちゃんを助けに行かないと男が廃る展開となります。
一方、藤真弥勒は集めていた妖夢の力を使って、”境界の彼方”が世界を滅ぼす手助けをしておりました。なんて極悪な男w
そんな藤真弥勒の手助けで凶暴化した”境界の彼方”に、愛ちゃん達妖夢が吸い込まれる展開になります。
空中に吸い込まれる愛ちゃんですが、パンチラ防止にスカートを押さえている場合じゃないでしょw ここは見せときましょうよw
そんなシリアス展開の中、アッキーの元にエロママンからの呼び出しがかかって、ようやくここから最終回への締め展開が始まります。
なにこのシリアスの中のギャグ展開w
栗山ちゃんもラストに向けて無駄にカッコええアングルで”境界の彼方”と対峙する姿を見せてくれていますw
というわけで、シリアスも十分に極まったところで、アッキーのエロママンのやっちゃんが、ギャグ展開で登場します。
なんなのこの人w
そんなわけで、急に空気が変わって、アッキーとやっちゃんの親子コントが始まってしまいます。
この前の登場はスベリ気味だったやっちゃんですが、今回はかわええお母さんぶりが最高ですw
コントの後は、エロ変態衣装で魅せてくれるやっちゃんですw なんなのこのエロママンw
そんなエロ衣装のママンとも、楽しくコントをするメガネストでした。メガネストに攻められるエロママンがエロスですw
そんなエロママンですが、何でも知っている超人だったわけで、真面目な顔をしてアッキーが栗山ちゃんを救う道を教えてくれます。
栗山ちゃんが冬の世界でアッキーの傀儡(くぐつ)を作っているとか、なんで知っているの?
なぜ息子の中に”境界の彼方”が居たのかなど、謎だらけのやっちゃんの正体が気になる今回です。
そんな感じで、この何でも知っているエロママンやっちゃんの登場で、一気に空気が変わって最終回への完結展開が動き出します。
そんな空気を変えて、完結へのスイッチを入れるやっちゃんが効いている今回かと思われます。
そこに豪快に名瀬泉が乱入してくるのですが、助けに行くと決めたアッキーは止められません。
「でも僕は、今もメガネとメガネ美少女のためならなんだってできる、変態だ!」
と、決めゼリフを吐くメガネストのアッキーが気持ち悪いことになっていますw こんな変態アピールでいいの?w
さらに、真実を知った名瀬博臣達が泉さんを好きにさせない展開も、クライマックス感が出て気持ちいいことになっています。
そして、OPテーマがかかる中、ついにメガネストのアッキーがメガネ美少女の栗山ちゃんの元へ走り出します!
そんなメガネストの姿に伊波桜ちゃんもエールを送ります。
ついに今回やりたかったところへ辿り着きました。
ダッシュで栗山ちゃんの元へ向かうアッキーは、右手に取り込んだ”境界の彼方”の欠片の力を使って、栗山ちゃんの元へ!
一方、栗山ちゃんは、”境界の彼方”との激闘で限界が近づいております。
その栗山ちゃんの世界に傀儡と融合したメガネストがついに来ます!メガネストかっけー!
一方、栗山ちゃんは最後の力を振り絞って、”境界の彼方”に一撃を加えます。
そんな栗山ちゃんの元に、ついにメガネストがキターーー!何というイケメンな助け方をする変態メガネスト!
そして、栗山ちゃんを助けたメガネストが「ザマア見ろ」と、見事にザマア返しを決めて次回最終回に続く本作です。
というわけで、エロママンやっちゃんの登場で一気に空気が変わって、変態メガネストのアッキーがついに栗山ちゃんを助けに走り出すという、いい感じの最後回への溜め回になっていた今回かと思われます。
そんな完結するだけのお膳立てが出来たところで、どのような感動最終回が待っているのか、次回に期待したい本作です。
ツイート
©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会