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「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」 第10話 「その身を捧ぐ」

「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」第10話。
アルペジオ第10話は、イオナちゃん&タカオの愛の献身エピソード。
瀕死のピンチに陥る千早群像を、イオナちゃんとタカオが救おうとして自らの犠牲を選択をするという、涙なしでは観られない感動エピソードの今回です。
イオナちゃんの方は、沈んでいく中で、群像を守りたいと思う自分の変化に気付いて、始めは触れられなかった群像を救う熱い選択をします。
そして、そんなイオナちゃんに負けない群像愛を見せてくれたのがタカオだったわけで、群像&イオナちゃんの愛の関係を前に、それでも自らのナノマテリアルをイオナちゃんに与えるという熱すぎる自己犠牲を選択します。そんなタカオさんが最高なタカオ神回となっている今回です(涙
また、ぼっちのコンゴウさんの切なすぎる旗艦解任ドラマも描かれて、メンタルモデル達のドラマが切なすぎる素晴らしいお話となっていました。

お話は、イ400とイ402の待ち伏せ攻撃を食らって沈んでいくイオナちゃんと千早群像の大ピンチ展開からスタート。

そこでイオナちゃんが艦体の修復にあたろうとしますが、動型艦の400と402のハッキング攻撃により、浸水を防げずに沈没を待つだけの流れになってしまいます。イオナちゃん大ピンチ!

そんなわけで、コンゴウさんではなく霧のアドミラルティコードに従ってメンタルモデルを監視するイ400とイ402がラスボス展開となっている本作です。
やっぱりイオナちゃんとの動型艦がヤバイ奴らでしたかw

一方、太平洋上の合流ポイントに向かう重巡洋艦タカオは、イオナちゃんの消息がつかめずに皆さんで捜索中。

そこでスカートを握りしめて航路を変えて群像の元へ向かうタカオさんが切ないことになっています。
そんなタカオの千早群像への愛がクライマックスを迎えるタカオ神回の今回です。

その頃、お茶会ルームでは、潜水艦の2人がコンゴウをも裏切りの対象として監視されていたことが明かされます。
また、イオナちゃんを待ち伏せしていたのはコンゴウさんの命令ではなく、潜水艦の二人の判断だったことも明かされます。
というわけで、コンゴウさんのリベンジ展開ではなく、ぼっちドラマが深刻化していく今回です。

一方、沈んでいく潜水艦の二人は、イオナちゃんの存続のために生命維持必要な部分までパージさせるという千早群像の熱い展開が描かれます。
ここではまだ千早群像の言うことを聞いて、千早群像を危険に晒してしまうイオナちゃんです。

そんな中、出会いの時からの思い出話をする二人のラブストーリー展開が素敵なことになっている今回です。
そんな思い出話を聞いてイオナちゃんは何を思うのか・・・

その後、凍える千早群像を温める方法を検索するイオナちゃんが、自分の体温で温めることを考えるのですが、結局出来ないことになります。
あら、千早群像への恋心がそれを妨げたのかしら。

さらに、酸素も薄くなって容態が悪くなる千早群像ですが、そんな千早群像にも触れることが出来ずに愛をためらうイオナちゃんが切なすぎることに・・・

そんな中、同じく千早群像を愛するタカオは、ヒュウガの卵型機体を借りて千早群像の元へ向かいます。
こちらの千早群像への愛は一直線に燃えたぎっておりますw

そして、潜水艦の方では、千早群像がついに自分を切り捨てるようにイオナちゃんに艦長命令を出してしまうという展開になります。
イオナちゃんも艦隊を維持するにはそれが最善の策だと答えます。
そんなイオナちゃんに、「終わりかけたこの世界を救うためにはなんでもする」と言う千早群像が熱すぎることになっています。

ここで、容態悪化の千早群像の手をついに取るイオナちゃんでしたが、その手が力なく離れてしまったわけで・・・
そんな千早群像の姿にショックを隠し切れないイオナちゃんの取る選択とは・・・

一方、ここでタカオがついにイオナちゃんと群像の元にたどり着きます。
そこでタカオが救命ポッドの中で無事でいる千早群像を発見します。

一瞬喜ぶタカオでしたが、その隣にはコアだけになったイオナちゃんがいたわけで・・・
そんなわけで、イオナちゃんは千早群像の艦長命令に背いて、千早群像を救う決断をしたのでした。
コアだけになったイオナちゃんの愛の選択が描かれる熱すぎるシーンです(涙

そんなイオナちゃんと千早群像の愛を目の前にはして、タカオさんがついに完敗の涙を流してしまいます。
切なすぎる負け組タカオさんの涙シーンです・・・
しかし、そこで千早群像への愛を貫くのが我らがタカオです!

というわけで、自らのナノマテリアルをイオナちゃんに与えて二人を救う決断をしたタカオが群像のポッドの元へ向かいます。
そんな決断をするタカオがカッコ良すぎんですけど・・・(涙

そして、重巡洋艦タカオが解体されて、ナノマテリアルがイオナちゃんと千早群像の元へ向かいます。
そのナノマテリアル移譲描写が素晴らしいことになっています。

お茶会ルームでは、消え行くタカオにヒュウガが、ナノマテリアルの補充ができない今、元の体に戻るのはほぼ不可能という悲しい事実を明かします。
そんなヒュウガに、「それが艦長、千早群像の望みなら」と、その運命を受け入れる答えを出したタカオさんが最高の表情をしています(涙
というわけで、負け組ヒロインタカオの最高な消滅クライマックスエピソードとなっている今回です。
また、序盤と比べると信じられないほど3DCGの表情描写の進歩が伺えるところも素晴らしい本作です。

一方、タカオ消失で救命ボートに避難していた401クルー達でしたが、その皆さんの前にイオナちゃんが復活して浮上してきます。
イオナちゃん復活きたーーーーーー!!

水しぶきを上げて再浮上してくるイオナちゃんのシーンが美しすぎて困ります。
すべてはタカオさんの自己犠牲愛のおかげです。

そして、艦内では、千早群像の無事が確認されて、イオナちゃんがついに感情を露わにして涙を流しちゃいました(涙

そんなイオナちゃんと千早群像の感動の復活エピソードのラストは、コンゴウさんの切なすぎるぼっちドラマが登場!
戦況を見守っていたコンゴウさんとマヤのまえに400と402の潜水艦コンビが現れます。

そこで、イオナちゃんの復活劇を聞いてリベンジ戦にやる気満々だったコンゴウさんでしたが、まさかの旗艦から解任されるという事態が起こります。
その判断に激おこのコンゴウさんが、アドミラルティコードを逸脱したとして拘束されちゃいました。
あちゃー、ピーマンに激おこでイオナちゃんに固執してしまったのがいけなかったコンゴウさんですw

さらに、頼みの綱のお友達のマヤちゃんが、感情プログラムを持たないただの人形だったことが潜水艦の2人から伝えられます。
えっ、マヤちゃんてそんなキャラだったのw
というわけで、唯一の友達候補も偽りの存在だと判明した、コンゴウさんのぼっち展開が酷すぎることになっていますw

そして、強制終了されて完全に壊れたマヤちゃんが「カーニヴァルだよ!カーニヴァルだよ!」と騒ぐ中、完全に包囲されて動けないコンゴウさんのぼっち絶望展開の中、次回に続く本作です。
果たして、そんなコンゴウさんとイオナちゃん達がどのような結末を迎えるのか、残り2話のクライマックスストーリーが非常に気になります。
というわけで、熱くて切なすぎる涙涙のタカオの消滅ストーリーが素晴らしいお話になっていて、クライマックスがいい感じに盛り上がって来ているアルペジオです。アルペジオおもすれー!



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