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「<物語>シリーズセカンドシーズン」 「恋物語」第1話 「ひたぎエンド其ノ壹」

「恋物語 ひたぎエンド」第1話。
今回から、TVシリーズでの2ndシーズン最終幕となるガハラさんの「恋物語」がスタート!
2ndシーズンという括りでは神原駿河の「花物語」が残っていますが、年末に完結するTVシリーズとしては「恋物語」が最後のお話となります。
というわけで、「化物語」でTV放送でひとまず、ガハラさんの物語で完結させたスタイルと少し似ている2ndシーズンとなっています。
そんな「恋物語」第1話は、貝木泥舟との沖縄の喫茶店でのお茶会エピソード。
ガハラさんが、ラスボス化した千石撫子を騙して欲しいと貝木泥舟に助けを求めるという、なかなか興味深い展開で始まる「恋物語」です。
画的には、ガハラさんと貝木泥舟が沖縄でアホな格好をしながらお茶をぶっかけあっているだけでしたが、今後が楽しみな本作です。

お話は、三木眞一郎演じる胡散臭い詐欺師の貝木泥舟の語りシーンからスタート。
そんな真実について語る食わせ物の貝木泥舟がストーリーテラーとなっている「恋物語」です。

その貝木泥舟曰く、常に疑って心に鬼を飼いながら観た方がいい阿良々木暦とガハラさんの「恋物語」だそうです。
そんなわけで、これまでの2ndシーズンの物語と同じく、視聴者が一杯食わされる展開になるのか、ガハラさん達がザマアな展開になるのか、結末が気になる「恋物語」です。ちなみに全6話となる模様。

そんな「恋物語」ですが、新春1月1日の京都の有名神社にいる貝木泥舟のシーンから物語が動き出します。
ついに放置されていた千石撫子のラスボス物語と繋がるということで、時系列もその近くに移動しています。

そんな中、ガハラさんからの電話が貝木泥舟に入ります。
そこで、互いに胡散臭い二人が、鈴木と名乗ったり、千沼ヶ原と呼ばせてみたりと、話術の攻防戦を繰り広げます。
なんか、レベルの高いところで通じあっている二人ですw

そして、ガハラさんの術中にハマった貝木泥舟が、沖縄でガハラさんと合流させられることになりました。
なんやかんやでガハラさん好きな貝木泥舟ですw

一方、貝木泥舟を脅したガハラさんも沖縄入りしておりました。

そのガハラさんは、お店で見つけた鼻眼鏡を装着して、貝木泥舟を喫茶店で待ちます。ガハラさんウゼーw

そこに、鼻眼鏡をつけていたマネキンと同じような赤いアロハシャツを着た貝木泥舟が合流します。
そんなわけで、二人のアホな格好での笑わせ対決は貝木泥舟の勝利に終わりましたw
貝木泥舟もなかなかの笑わせセンスがあることが判明の今回です。

そして、シュールな格好をした二人が、ある人を騙して欲しいという依頼の本題に入ります。
そのガハラさんが騙して欲しいと言う人が千石撫子だったわけで、ラスボス化して放置されていた千石撫子の物語とようやく繋がって参りました。

その後は、蛇の神様になってしまった千石撫子について説明するガハラさんです。
そんな会話だけの展開で画面の暇を持て余さないように、ガハラさんの鼻眼鏡や貝木泥舟のアロハの種類が変わっていますw

そんな中、詐欺の話になると、ガハラさんはつい心を乱されてしまって、オレンジジュースを貝木泥舟にぶっかけてしまいます。
ぶっかけられる貝木泥舟もやむなしです。

そんな過去に詐欺で傷つけたガハラさんに「助ケテ。」と言われてしまう貝木泥舟です。
合理的考えだけで動く貝木泥舟は、果たしてガハラさんを助けるのか否か。

というわけで、ガハラさんが気になる貝木泥舟は、さらに詳しい事情と報酬についての話を聞くことに。

そこで、阿良々木暦を助けるためには、自分の体を売ってでもお金を工面するというガハラさんに、コーヒーをぶっかける貝木泥舟でした。
あら、貝木泥舟さんにも人の心はあるようです?

そんな貝木泥舟がトイレに篭って、ガハラさんを助ける合理的な理由があるかを考えます。
感情論では動けない貝木泥舟ならではのシーンです。
そんなトイレシーンですが、オサレな貝木泥舟のダンディズムカットが満載となっていますw

そして、いろんな案を却下していた貝木泥舟が、臥煙伊豆湖の姪っ子の神原駿河ために二人を助けるということで答えを見つけ出します。
臥煙伊豆湖ってそんなに貝木泥舟にとって大事な人なの?
というわけで、ついに貝木泥舟がガハラさんの仕事を受けると決まったところで次回に続く本作です。
そんな貝木泥舟が、ガハラさんと阿良々木暦の「恋物語」にどのようにどのように絡んで行くのか、なかなか興味深い展開となっているかと思われます。

「恋物語」の新EDも初登場!



©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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