-「のんのんびより」の感想-

「のんのんびより」　第1話　「転校生が来た」

「のんのんびより」第1話。
月刊コミックアライブ連載のあっとによる、全校生徒が5人しかいない田舎の分校を舞台にしたコメディ漫画原作TVアニメ「のんのんびより」。
田舎のゆったりした時間と風景を美しい美術と音で描く癒やし日常アニメの本作です。
そんな「のんのんびより」第1話は、転校生の一条蛍が田舎に引っ越してくるエピソード。
その一条かれんを通して、旭丘分校に通う1年生の「にゃんぱすー」のれんちゃん、越谷3兄妹の次女の越谷夏海、長女の越谷小鞠のメインキャラ達の田舎での暮らしぶりが描かれる第1話となっています。
田舎の美しい描写と田舎の子どもたちのゆるさがマッチする、素晴らしい癒やし日常アニメとなっていた第1話でした。

お話は、田舎のゆったりした時間と音が描かれる風景シーンからスタート。
いきなりの癒やしの描写が素晴らしいことになっている本作です。そんな本作の美術は草薙が担当！

そして、そんな田舎の中で少し浮いているモダンな家から、転校生で小学5年生の一条蛍が登場します。
原作では、一条蛍が一応主人公だと思われるのですが、アニメではメインキャラの一人に降格している一条蛍です。

そんなわけで、主人公に格上げされた小学1年生の宮内れんげことれんちゃんが縦笛を吹きながら登場です。
第1話は、そんなれんちゃんの「もしかしてうちは、田舎に住んでるのん？」という自問自答ではじまる本作です。
まあ、誰が見ても田舎に住んでいるれんちゃんですｗ

そして、ナノライプが歌うOPが初登場！
ここでもれんちゃんのボケキャラ走りが炸裂のれんちゃん推しの本作となっています。

そのほか、田舎暮らしの四人が描かれるOPとなっています。
これらのエピソードがこれから続々登場？

そして本編は、主人公れんちゃんの謎の挨拶「にゃんぱすー」のギャグが炸裂します。
そんな全く意味不明の「にゃんぱすー」見事に視聴者の心をつかむ第1話となっていますｗ
そんなゆるキャラれんちゃんの中の人は、「断裁分離のクライムエッジ」の祝ちゃんの小岩井ことりが担当。

その後、佐倉綾音キャラの越谷夏海とつくしの話をしながら、お姉ちゃんの小鞠と合流して学校へ行くれんちゃんでした。
ちなみに、阿澄佳奈演じる長女の越谷小鞠は、中1の妹より背が低いけど中2のお姉ちゃんとなっています。

通学中のバスの中では、今朝のニュースのエキサイチングなことに赤裸々に語るれんちゃんでしたｗ

そして、これまたゆったりした時間が流れる、れんちゃん達の通う旭丘分校が描かれます。
ここで、全くスルーされている越谷3兄妹の中3の兄の越谷卓も登場。
越谷兄妹3人が全員年子なのも何気に笑える本作です。

そこに、ついに転校生の一条蛍が登場！
小学5年生とは思えない発育した都会の子の一条蛍です。
そんな一条蛍に早速「にゃんぱすー」の田舎の洗礼を浴びせるれんちゃんでしたｗ

転校生の一条蛍には、田舎の分校での授業のしきたりも教えられます。
チャイムは先生が鉄琴で打ち鳴らして、授業は基本ドリルをやる自習となる模様。

休み時間はれんちゃんが「中当てが熱いと思いますが」と、中当てが行われます。

雨漏りが激しい校舎では、長兄の卓が辛うじて存在感を出しています。
越谷兄はずっとこんな扱いなのでしょうかｗ

中当てシーンでは、運動オンチの一条蛍や、鍵を閉めるという謎の文化と出会うれんちゃん達のカルチャーギャップが描かれてます。
鍵を閉めることを知らない完全に田舎もんの3人ですｗ

学校の帰りでは、一人田舎の風景を見つめる一条蛍を家に誘う、れんちゃんの田舎の人の心温かいシーンも登場。
家へ向かう道中の「CMでは見たことあるのん！」とコンビニ自慢をするれんちゃんが素朴さがこれまた最高ですｗ

そして、これぞ田舎なれんちゃんの自宅が登場。

さらに、れんちゃんのたぬきの「具」を召喚する超必殺技も披露されます。
れんちゃんの口笛に全く反応しない「具」が流石でしたｗ

翌日も、れんちゃんのここが田舎かどうかの自問自答が続きます。
そこでアホの子キャラの夏海が必死に田舎じゃないと熱弁して、一旦ここは田舎じゃないと結論付けるれんちゃんでした。

給食シーンでは、田舎ならではの美味しそうな山菜満載の料理が登場します。
そんな田舎の給食に舌鼓を打つ一条蛍です。

そして、デザートの桜餅を持ち寄って、裏山の大桜を楽しむ素敵なシーンも登場します。

というわけで、田舎に越して来て、素敵なものをいっぱい見つけた一条蛍のお引越しエピソードの今回でした。

最後は、バスに乗り遅れた4人が、次のバスまで2時間という田舎の不便さを体験するシーンで締められます。
というわけで、最後にここが田舎という答えに辿り着いてしまったれんちゃんでした。あちゃー、田舎と気付いちゃいましたかｗ

そして、かわいいSDキャラのれんちゃんとほたるんが登場して、「今回はここまで」とゆるく終了の本作です。

最後は、4人の歌とサービスお風呂のEDが登場！
というわけで、「きんいろモザイク」に続く2013年秋の日常アニメは、田舎の小中学生の緩やかな日常を描く、素晴らしい癒やしの田舎アニメとなっていました。今後のれんちゃん達の田舎での緩やか日常ストーリーに超期待の本作です。

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