-「のんのんびより」の感想-

「のんのんびより」　第2話　「駄菓子屋に行った」

「のんのんびより」第2話。
のんのん第2話は、こまちゃんと一条蛍の駄菓子屋デートエピソード。
第2話でこまちゃん好きが判明した一条蛍と、中2なのにめちゃちっちゃいこまちゃんとのオトナの駄菓子デートが描かれる今回です。
というわけで、れんちゃん主役のゆったりした田舎の時間が描かれる「にゃんぱすー」アニメで始まった本作でしたが、第2話はいきなり「にゃんぱすー」が影を潜める、一条蛍が主役のキャラアニメみたいになっている本作です。第1話と全く別作品なんですけどｗ
そんなわけで、東京から来た転校生の一条蛍は謎のこまちゃん好きキャラになって、1話でキャラが隠されていた中2の越谷小鞠は、WORKING!!の「ちっちゃくないよ！」みたいなちびっ子阿澄佳奈キャラになってしまっている本作です。これが原作仕様の本当ののんのん？
というわけで、謎の阿澄佳奈の「ちっちゃくないよ！」アニメになった本作ですが、今後どのような日常アニメになって行くのかに注目かと思われます。

お話は、あらためて転校生の一条蛍から、作品の田舎設定が紹介されるところからスタート。
第1話はれんちゃんが主役のド田舎癒やしアニメでしたが、一条蛍モノローグで物語が進むこの形が本来の「のんのんびより」ということなのでしょうか。
原作仕様的には、今回が事実上の第1話？

第1話では扱いが酷かった中3の兄・越谷卓も結構普通に画面に出てきますｗ

そして、れんちゃん達、田舎に住むメインキャラの3名の紹介もあらためて行われます。

そんな中、第2話での一番のサプライズシーンが登場。
それは担任の先生がれんちゃんのお姉さんだということが明かされたことだったわけで・・・お姉ちゃんだったんかいｗ
そんなわけで、一条蛍が来る前は、事実上このクラスには二家族しかいなかったことが判明です。

続いては、のんのんのツッコミ担当の次女・夏海のアホの子設定も紹介されます。

そして、第1話でヴェールに包まれていた、越谷長女の小鞠のちびっ子キャラが明かされる時が来ます。
第1話で妹よりも小さい人だなとは思っていた越谷小鞠でしたが、皆さんに愛されるちびっ子キャラだったことが判明。
転校生の一条蛍も早速気に入っておりました。
てか、おとなしめな都会の女の子かと思われいた一条蛍も2話でキャラの化けの皮が剥がされています。こんな子でしたかｗ

一方、小鞠こと「こまちゃん」も妹にもナメられている、イジられキャラであることが徐々に明かされていきます。
「こまちゃんて言うなあ！」と荒ぶる、ただの種島ぽぷらみたいな、阿澄佳奈キャラのこまちゃんでしたｗ

そして、こまちゃん狙いの一条蛍が頭をなでなですると、「家のこまちゃんに何をする」と警戒する夏海とこまちゃんでしたｗ
ちょっとここは都会の子に警戒する田舎者アニメになっていますｗ

続いては、こまちゃんの持っていたあめ玉エピソードが登場。
こまちゃんのあめ玉を欲しがるれんちゃんが可愛らしいことになっていますが、第2話のれんちゃんはサブキャラに降格気味です。
前回炸裂させた「にゃんぱすー」もあっさり言わなくなったれんちゃんですが、あれはれんちゃんの中でのあの日だけのトレンドだったみたいですｗ

そんなれんちゃんの欲しがるあめ玉をゲットしたのが、こまちゃん好きの一条蛍だったわけで・・・
こまちゃんからの貰い物にマジ喜びの百合設定にちょっと引きます。えっ、こんな子だったのｗ

その後も、夏海とれんちゃんがあめ玉を諦めるほど、暴走しまくる都会っ子の一条蛍でした。
これが本来の一条蛍主役の「のんのんびより」？前回と別アニメですｗ
確かに、これを1話に持ってくるよりも、れんちゃん主役の「にゃんぱすー」で掴む1話をやったのは正解だった気もします。

Bパートは、そんな百合主人公の一条蛍とこまちゃんの駄菓子屋デートエピソードが登場。
電話ボックスから一条蛍を遊びに誘うこまちゃんが、すっかりちびっ子ファンシーキャラになっています。のんのんってこんな作品だったのかｗ

そんなこまちゃんの前に、おめかしをして別人になった一条蛍が登場。誰だよあんたｗ

そんな謎の都会の女の登場に、案の定こまちゃんがテンパッてしまいますｗ
結局、都会の女の誘いを断れずに一緒に駄菓子屋に行くことになってしまったこまちゃんです。
てか、なんだこの阿澄佳奈のこまちゃんアニメはｗ

そして、トンネルを抜けた先の駄菓子屋に到着した、謎の都会の女とこまちゃんです。
駄菓子屋では、お金をあまりもっていないちびっ子のこまちゃんが都会のオトナの女の人に奢ってもらう展開になります。
ちなみに、駄菓子屋の女店主の中の人は佐藤利奈が担当。

そこで、駄菓子屋で万札を出して大人買いする都会の女に衝撃を受けるこまちゃんでしたｗ
ちなみに、都会の女の方も、こまちゃんに見栄を張るためにお年玉を溜めていたということで、いやらしいセレブ設定は避けています。

その後、オトナの宇治抹茶金時の苦い味をを経験するこまちゃんと都会の女でした。
結局、苦いのがダメな子供のこまちゃんでしたｗ

そして、謎の都会の女とこまちゃんの別れの時が来てしまいます。
一日、都会の女と過ごしたこまちゃんの切ない別れのシーンです。
ここでは田舎の風景も描かれてナイスな田舎アニメになっています。

都会の女と別れた後のこまちゃんは、あんなオトナの女になりたいと誓うのでした。
というわけで、第1話では割りとしっかりしている姉キャラにしか見えなかったこまちゃんでしたが、なんかこんなキャラになってしまっている第2話ですｗ
そんな、こんな路線の作品なら先に言っといて言いたくなる、前回の癒やし田舎アニメは全く別作品すぎる第2話の「のんのんびより」でした。
あちゃー、ただの阿澄佳奈のこまちゃんアニメの本作でしたかｗ

最後は、都会の女との一日を振り返るこまちゃんと、こまちゃんとのデートを満喫した一条蛍の思い出のシーンで締めれる今回です。
結局、こまちゃんには事の真相は明かされず仕舞いでしたｗ
というわけで、第1話はれんちゃんのド田舎癒やしアニメ、第2話は一条蛍の田舎もんのこまちゃんイジリアニメと来ましたが、次は誰視点のどの路線の田舎アニメになっていくのかに注目の本作かと思われます。

ツイート

©2013 あっと・メディアファクトリー／旭丘分校管理組合

「のんのんびより」レビュートップへ