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「のんのんびより」 最終話 「また春が来た」
「のんのんびより」最終話。
のんのん最終話は、また春が来たエピソード。
一年が巡って再び春が訪れたれんちょんやほたるん達の日常が描かれる最終回エピソードの今回です。
最終回ということで気負うこともなく、”のんのんびより”らしく、何気ない田舎の少女たちの日常描写で締められることになっている本作です。
そんな最終回ですが、川面真也監督の絵コンテで描かれる田舎風景描写がこれまた素晴らしいことになっています。
また、れんちょん達が振り返って手を振りながらEDに突入する演出も秀逸で、その後に流れる一年を名場面で振り返るEDもこれまた効いていて、終わってしまうのが非常に寂しくなる、涙不可避の素晴らしいED演出で締められる本作でした。
お話は、ほたるんの語りと共に再び春が訪れた学校の風景描写からスタート。
最終回はほたるんの語りで始まる本作です。
そんな中、うさぎ当番をしているほたるんが登場します。
そこにこまちゃんが現れて、二人きりでの春のガチ百合ピクニックが始まります。
というわけで、最終回で何をするかと思えば、まさかのガチ百合ピクニックコントをやるという、最後までブレない本作でしたw
そんなわけで、大ボケ担当のこまちゃんと、ガチ百合担当のほたるんのお弁当コントが始まります。
早速、明らかにトラップだらけのこまちゃんの黒いお弁当がほたるんの前に差し出されますw
そんなお弁当を小学五年生なのにやたらと気が回るほたるんが、こまちゃんを傷つけないように食べようとします。
なんというどっかで見たことがあるようなベタベタなコントw
そんなこまちゃんのグロテスクお弁当を、様々な表情を見せながら食べるほたるんでした。
そして、苦しみながらもこまちゃんの”あ~ん”には逆らえないという、悲しいガチ百合少女の性を見せるほたるんでしたw
てか、こまちゃんの天然ボケはわざとだろw
というわけで、最後までガチ百合コントになると作風が180度変わる本作でした。
ガチ百合コントの後は、本作最後のエピソードとなる、田舎の住人たちによる春のお掃除イベントが描かれます。
田舎新参のほたるん一家も村八分にならないように、もちろん行事に参加します。
そんなほたるん達が、現場へ向かうまでの田舎の風景描写が素晴らしくて、ゆったりと流れる田舎の時間を感じさせてくれます。
のんのんびよりの真骨頂シーンです。
駄菓子屋もバイクで現地へ向かっています。
そして、集合場所に付いたほたるんが、子どもたち同士で集まっているれんちょん達と合流します。
ここでついに本作最後となるれんちょんの「にゃんぱすー!」挨拶が登場します。
これが「にゃんぱすー」の最後かと想うと切なくなります(涙
ここで、ここらへんの山が全部れんちょんの土地でであるという衝撃の事実が明かされます。
まさかの田舎の大地主だったれんちょんですw
そんなれんちょんによる、第1話の対となる田舎者を気にするお話も登場する最終回です。
そんなれんちょんが草をモサモサと食べている、田舎者の越谷兄と遭遇してしまいます。
あまりカラミがなかった越谷兄とれんちょんの緊張の対峙シーンですw
そこで、この平成で見てはいけない田舎者の姿を発見してしまったれんちょんが傷ついてしまって、なっつんにすがってしまいます。
あら、なんてかわええ田舎者れんちょんの勘違いw
しかし、そこは気配りのほたるんがきっちりフォローして、れんちょんの田舎者としての自信を取り戻してあげました。
最後は、結構チョロいれんちょんでしたw
そして、れんげ畑にやって来た4人のシーンで、そろそろ本作も終わりが近づいてきます。
ここで、れんちょんが自分の名前の付いた春に咲く花の名前を初めて知ります。あらええお話。
そこでなっつんプロデュースによるれんげの花飾りを付けた妖精になるれんちょんです。あらファンシーw
早速、その”ファンキー”な姿をねーねーと駄菓子屋に見せに行くれんちょんです。
やっぱりここでも駄菓子屋好きなれんちょんですw
そして、駄菓子屋に”ファンキー”だと認められたれんちょんが、「ファンキーなのーーーーーーーーーん!」と最後にファンキーなポーズを決めてくれますw
というわけで、れんちょんのファンキーポーズも決まったところで、ついにれんちょんやほたるん達とのお別れの時がやって来ます。
画面も引き気味になって、ほたるん達の日常が風景の一部になっていくという、終わりを感じさせる切ないシーンが描かれます。
そして、ほたるん達の声も小さくなって、第1話で皆で一緒に見た大桜の蕾が咲き始めているというシーンで締められる本作です。
あら、ついに一年が巡って終わっちゃう”のんのんびより”です。
最後に”のんのんびより”のキャスト陣が、劇中から飛び出してこちらを向いて手を振って最後のEDへ突入します。
いつものEDテーマが流れ始める「今回はここまで」の、この最終回バージョンが涙不可避な神演出となっています(涙
そして、これまでの12話の名シーンを振り返る最終回バージョンのEDが流れます。
このEDテーマも相変わらずのええ歌となっています。
というわけで、4人の少女たちの田舎暮らしの日常を描く”のんのんびより”がこれにて終了。
れんちょんというファンキーな小学一年生を中心に、田舎の風景を推して描かれるという、ナイスな田舎アニメな本作でした。
果たして続編はあるのかしら?原作ストック的に、こまちゃんのイジリコント以外にネタがあるのかのが心配な”のんのんびより”ですw
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