-「変態王子と笑わない猫。」の感想-

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「変態王子と笑わない猫。」　第1話　「変態さんと笑わない猫」

「変態王子と笑わない猫。」第1話。
MF文庫J刊のさがら総：著、イラスト：カントクによるライトノベル「変態王子と笑わない猫。」のTVアニメ化作品の本作。
「リトルバスターズ！」「さくら荘のペットな彼女」のJ.C.STAFF制作アニメとなっています。
内容は実にライトノベルなラブコメ作品となっていますが、横寺陽人演じる梶裕貴が、「ハイスクールD×D」を彷彿とさせる変態主人公を見事に演じきっていて、そんな主人公の横寺陽人の変態ぶりが面白いことになっている変猫ですｗ
一方、原作で魅力のカントク絵の再現の方も、飯塚晴子キャラデでなかなかのビジュアルが揃えられていていい感じの本作です。
少し気になるのは、ゆいかおりと田村ゆかり推しが強いのと、モブキャラの方がエロくてかわいいんじゃないかと思えるところです。

お話は、部活中にスクワットのふりをして水泳部のノゾキをやっているという、清々しいほどに見事な変態ぶりを見せる主人公・横寺陽人の登場シーンからスタート。
中の人が爽やかな変態主人公をやらせたら右に出る人がいない梶くんがやっているというナイスなキャスティングです。

その変態さんがのぞいている水泳部の光景が素晴らしすぎるわけで・・・
本編よりもこの水泳部のモブの人達でひとつ水泳部アニメをやっていただけないでしょうかｗ

そこに鋼鉄の王と呼ばれる陸上部部長の田村ゆかりキャラが登場！
OPテーマの田村ゆかり推しはちょっと気になりますが、こちらの鋼鉄の王の田村ゆかりはなかなかハマっていていい感じのキャラクターとなっているかと思われます。

そんな鋼鉄の王に本音が言えなくて建前を捨てたいという変態さんのお話の本作です。
いや、十分に本能に逆らわずに生きているような気もしますがｗ

そして、筒隠月子と小豆梓のダブルヒロインが登場のOPがスタート。
小倉唯と石原夏織のゆいかおりの二人が演じるそのダブルヒロインですが、二人共ぺったんこ属性でヒロイン力的にどうかとちょっと思います。
水泳部のモブの人達もそうですが、エロ本描写とかの方に目が行く本作です。これもいいエロ本ｗ

小豆梓は可愛くて、鋼鉄の王もナイスバディなキャラでいいのですが、やはりもうちょい正統派なヒロインが欲しいところ？
筒隠月子はなんかよく分からないヒロインですｗ

OP後半で登場の褐色の二人が気になるのですが、出番は多めのキャラなのかしら。

本編は、秘蔵のエロコレクションをポン太から譲り受ける変態主人公のシーンから。
まさに通行人もドン引きの変態の二人のシーンですｗ

その変態友人のポン太が、なぜ常時賢者タイムになったかというと、笑わない猫に「煩悩」を持っていってもらったからだったわけで・・・
建前を持っていかれる変態主人公よりも、明らかに「煩悩」を捨てて不能になってしまったポン太の方が可哀想な本作ですｗ

そして、「建前」を捨てに来た変態さんと、「本音」を引き取ってもらおうとして笑わない猫のところやって来た筒隠月子の邂逅シーンがついに登場。
ちょっとエロスな展開で二人の運命の出会いが演出されます。

その後二人は、肉まんとベルトを笑わない猫に捧げて、「本音」と「建前」を失ってしまうのでした。
そんな第1話のメインの展開なのですが、どうも筒隠月子のキャラが弱いような気もします。
ビジュアルはそれなりに原作のカントク絵が再現されている気がするのですが、中の人の小倉唯的にはハマっているキャラなのかどうなのでしょう。