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「とある科学の超電磁砲S」 第6話 「あたし・・・みんなのこと見えているから」

「とある科学の超電磁砲S」第6話。
第6話は、お姉さまの戦いはこれからだエピソード。
前回、ミサカ妹達を使った酷すぎる実験の真相とミサカ妹が殺されるという悲惨な現場を見てしまったお姉さまですが、今回はその実験でミサカ妹殺しをしている一方通行さんに挑んで見事に惨敗するというお話になっています。
しかし、そこからがお姉さまの真骨頂なわけで、同じく実験に反抗している布束砥信と再び出会ったり、佐天さん達の自分を支えてくれる人達とファミレスでお茶をすることにより、新たな戦いに再び立ち上がるというラストのお姉さまがめちゃかっけーことになっている今回です。
そんなわけで、EDで描かれている”妹達編”のテーマが見事に本編で描かれている、お姉さまとお姉さまを支える佐天さん達のドラマが涙なしでは観られない第6話となっています。絵コンテは福田道生が担当。

お話は、前回の悲惨な実験を目撃したお姉さまがブチギレで一方さんに挑みかかるシーンからスタート。
ビリビリで砂鉄を操って攻撃を仕掛けるお姉さまでしたが・・・

ベクトルを操る学園都市最強の一方さんにはまったく通じませんでした。一方さんつえーw

そこで、お姉さまがちぎれたミサカ妹9982の左足を見つけてしまって発狂してしまいます。

再びブチギレのお姉さまが鉄道のレールを持ち上げて一方さんを襲います。お姉さますげー。
しかし、相手が悪すぎたお姉さま。一方さんにはそんな一方通行な物理攻撃は全然効かないわけで・・・
ここで、一方さんもお姉さまがオリジナルであることに気づきます。

そして、お姉さまは最後の手段で必殺技の超電磁砲の発動を試みます。

しかし、渾身の超電磁砲も跳ね返されて、惨敗すぎるお姉さまでした。お姉さまが放心状態です。

そんな絶望展開にミサカ妹達が大量に出現して、助けられるお姉さまです。
妹達を守りたいがために戦ったお姉さまですが、奇しくも妹達に助けられるという辛い展開となっています。

そして、放心状態のお姉さまに自分が学園都市最強の一方通行であることを自己紹介する一方さんです。
というわけで、自分の能力がまったく通じずの辛すぎる惨敗からのスタートとなるお姉さまでした。

その頃、お姉さまが心配な黒子も佐天さんに男と遊んでいるのでは?と言われて発狂しておりましたw
シリアスの中で上手いことギャグも入れてくる今回です。

そして、絶望のお姉さまの前に布束砥信が現れて、お姉さまの惨敗からのスタート展開がはじまります。

実験の真実を知っても予想通りになにも出来なかったお姉さまに、同じくマネーカードを撒いたりして実験に抗っていた布束砥信が妹達との過去話を聞かせてあげます。共に不幸な実験に立ち向かう二人の熱いシーンです。

過去話では、データになかったミルクティーの味に舌鼓を打つミサカ妹のシーンが登場。
前回のミサカ9982がめちゃグルメだったのは、ミサカネットワークで次々に情報を共有して蓄積していたからだったわけですねw
そんな人間らしいところを見せるミサカ妹です。

そして、ミサカ妹が初めて屋外に出るシーンでは、はじめての外の空気と景色を五感をフル動員して感じているミサカ妹でした。
その姿に布束砥信はミサカ妹が自分達よりも人間らしく生きていることを実感したのでした。
このミサカ妹はじめの屋外シーンが素晴らしいことになっています。福田道生コンテが最高です。

その過去話を聞いたお姉さまが「自分のDNAマップをくだらない実験に使う奴らを見過ごす気はないわ」と熱い感情がたぎります。
お姉さま復活への序章です。

その頃、黒子もここはお姉さまを心配してのシリアスモードです。
あらいいシーン。

そして、帰宅のお姉さまは、心配してくれる黒子達の力を借りて一人きりに戦いに挑むことを決意します。

そんなわけで、事情は話せないけど、佐天さん達に支えてもらいたいお姉さまが皆さんをファミレスに集めてスイーツパーティーを開催します。
そこで事情を聞かれてめちゃ悲壮な顔をしているお姉さまですが、佐天さん達は見ないふりですw
こんな顔をされたら春上さん以外の普通の人は、お姉さまがヤバイことを一人で抱えていることはわかりますw

そこで、機転を利かせて佐天さんが話題を変えて場を和ませます。
さらに、「御坂さんにはあたし達がついています。抱えきれなくなったらいつでも言ってくださいね」とお姉さまをデレさせる佐天さんでした。
そんな佐天さんが今回も無能なのに熱いです。

そして、場面は布束砥信との会話シーンに戻って、すべての施設をぶっ壊す戦いに挑むお姉さまの姿が描かれます。
「計画の関連施設は20を超えるわよ」という布束砥信に、「あたしを誰だと思っているの」と振りかえって答えるお姉さまがかっこよすぎます。
同時に流れ始めるEDテーマのイントロが熱すぎて涙を誘います(涙

最後に、佐天さん達と一緒に歩きながら、再び決意を固めたお姉さまの「自分の手で片を付けるわ」というセリフが炸裂して次回に続く本作です。
このラストシーンがかっこ良すぎるんですけどw
というわけで、これぞ超電磁砲の”妹達編”というお姉さまの熱い気持ちが描かれた今回だったかと思われます。
EDの”妹達編”を描いたファミレスのシーンなどの意味も繋がる熱いお話の今回です。いやー面白い。
そんなお姉さまの惨敗からのスタートが描かれて、これからの戦いと上条当麻さんとどのように絡んでいくのかが非常に楽しみな熱い展開になって参りました。



©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S

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