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「とある科学の超電磁砲S」 第12話 「樹形図(ツリーダイアグラム)の設計者」

「とある科学の超電磁砲S」第12話。
第12話は、お姉さまのツリーダイアグラムハッキング計画エピソード。
禁書をご覧の方にはご存知の通り、ツリーダイアグラムは上条さんが記憶を無くす事件でインデックスさんが破壊しており、その破壊されたという事実にお姉さまがたどり着くというお話が描かれる今回です。インさんのおかげでお姉さまが一杯食わされちゃう今回ですw
そんな中、禁書の”妹達編”も同時進行で描かれていて、御坂妹と上条さんの懐かしい子猫話が、”シュレディンガーの猫”ネタなどやり取りのセリフがそのままに懐かしく登場しています。禁書の名シーンの子猫を投げるところもガッツリと描かれます。
また、そんな禁書ヒロインの御坂妹10032号ちゃんとは別の、自販機で出会った10031号ちゃんの超電磁砲視点の別のドラマも描かれているわけで、禁書”妹達編”を懐かしく楽しみつつ、二人の御坂妹の裏舞台が整理される内容がいい感じの今回です。

お話は、お気に入りのカエルの人形が破けてしまって泣きべそしているお姉さまも幼少時代の回想シーンからスタート。
幼少時代のお姉さまがラストオーダーみたいにアホ毛キャラになっているのがちょっと笑えますw
若いころの御坂ママが美人で超セクシーです。

翌朝には、スーパーウーマンの御坂ママが人形を直してくれておりました。
そんな、ママのような自分を助けてくれる王子様がいないのかというお姉さまの願望が夢に現れているシーンかと思われます。
上条さんの王子様フラグ?w

そして、そんな王子様も見当たらないということで、犯罪者になる覚悟でツリーダイアグラム施設潜入へ向かうお姉さまです。
前回の黒子に捕まるという話は、ツリーダイアグラムのことを考えていたということが判明のお姉さまです。

その流れで、レベル6実験などの演算を一手に担う衛星上にあるスーパーコンピュータの樹形図(ツリーダイアグラム)の説明が始まります。
ここでお姉さまが実験阻止のためにツリーダイアグラムをどうにかしようとしていることが分かるのですが、「インさんがそれをもうぶっ壊しているよ」と教えたくてたまらなくなる展開になりますw
てなわけで、インさんのせいでお姉さまが無駄な労力を使ってしまうという茶番回となっている今回です。全部インさんがのせいですw

そこに、王子様候補の上条さんが登場。
上条さんにもツリーダイアグラムへの不満をぶちまけるお姉さま。でも、この天気予報もすでにツリーダイアグラムで演算されたものではないわけで・・・
なんもかんもインさんが悪いw

そして、ここからは禁書パートになって、禁書の名エピソードの御坂妹10032ちゃんと上条さんの子猫話が登場です。
子猫に自分のビリビリ能力が嫌われているのではと怖れて触れない御坂妹がそこにおりました。
そこでお姉さまと見分けがつかないと言われたことに乙女心が動いたのか、すぐにゴーグルをつける御坂妹がかわええことになっています。

それから、上条さんを脅して子猫の世話をさせようとする御坂妹。
言葉は事務的ですが、めちゃ子猫好きなところに人間性を感じない訳にはいきません。

一方、ここでもう一人の御坂妹、前回自販機で出会った100031号ちゃんのドラマも登場。
お姉さまに拒絶されて胸に痛みを覚えた10031号ちゃんにも人間性を感じるシーンになっています。
というわけで、二人の御坂妹のドラマをそれぞれ整理して、禁書の裏側視点で分かりやすく描かれている今回です。
ちなみに、自分のクローンは嫌とか言いながら御坂妹をニンゲン扱いしていない金元寿子研究者が、相変わらずの酷い奴になっていますw

その頃、お姉さまはツリーダイアグラムの電波を受ける施設に潜入成功しておりました。
あちゃー、ツリーダイアグラムがぶっ壊れてるとは知らないお姉さまが可哀想です。
なんもかんもインさんが(ry

禁書パートの方では、これまた懐かしい御坂妹が子猫の名前を考える名シーンが登場。
ネコなのにイヌや、徳川家康、シュレディンガーと禁書のそのままのセリフでめちゃ懐かしいシーンが超電磁砲バージョンとして描かれますw
ホントにセリフがそのままで懐かしくて笑えますw

そして、上条さんが子猫を投げることで超印象的な本屋さん前での二人のお別れシーンも登場。
禁書”妹達編”の上条さんと御坂妹のやり取りと言えばここというわけで、このシーンの再登場には興奮します。
再び描かれる超電磁砲版の子猫投げシーンもこれまたいい感じなわけで、御坂妹がナイスなヒロインすぎる”とあるシリーズ”です。

そんな中、ついに一方通行さんの第10031次実験が始まろうしています。
その前にチンピラをボコボコにしている一方さんが酷いやつですw

そんな一方さんが、本屋の前の10032号ちゃんを見つけるわけですが、今回の対戦相手はそこに現れた10031号ちゃんだったわけで・・・
禁書アニメでは描かれなかった(うろ覚えですが)、何号の御坂妹が実験に挑むのかの舞台裏が綺麗に整理されて描かれる今回です。
あれは分かりにくかったw

てなわけで、実験が始まるということで御坂妹10032号も後片付けのために現場に向かいます。

そして、お姉さま本編の方は、ついにお姉さまがツリーダイアグラムが何者かにすでに破壊されていた事実を知ってしまいます。
あちゃー、大体の人は知っていましたw
てなわけで、視聴者の大勢の人がオチを知っている中で、一人犯罪者になる覚悟までして右往左往したお姉さまがちょっと可哀想な今回でした。
なんもかんもインさんが悪いんですが、そんな全く本作に登場していないインさんが陰で笑いを取っているという、インさん的にめちゃ美味しいエピソードになっているとも言える今回ですw 登場しないで笑いを取る女「インなんとかさん」w
でも、EDテーマはいい感じに歌い上げているインさんです。

そして、上条さんが本を探している間に御坂妹が消えているという禁書の本編展開に繋がって、次回の一方通行さんエピソードに続く本作です。



©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S

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