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「とある科学の超電磁砲S」 第14話 「約束」

「とある科学の超電磁砲S」第14話。
第14話は、お姉さまの王子様が颯爽登場エピソード。
前回の御坂妹死亡で完全に心が折れてしまったお姉さまの前に、カッコ良すぎる上条当麻さんが助けに来てくれる神回の今回です。
ここまでひたすらお姉さまを傷つける辛いエピソードが続いた本作でしたが、その辛さの分だけ上条さんがカッコ良すぎることになる、ここまでよく耐えた人達にご褒美の超イケメン王子様エピソードとなっている今回です。御坂美琴フィルターのかかった王子様の上条当麻がイケメンすぎますw
というわけで、ここまで辛く落としに落としまくった妹達編でしたが、主役のヒーローは上条さんだったわけで、超電磁砲なのにお姉さまがヒロインになっちゃってしまいました。そんな何を言っても助けようとしてくれるイケメン上条さんに救われるお姉さまを涙なしでは観られない第14話になっています。

お話は、お姉さまが心配な黒子の変態さんシーンからスタート。
シリアス展開ながら、ついつい欲望に逆らえずに変態行動をしてしまう黒子でした。あかんこの人w
というわけで、黒子がこんなことになっているので、上条さんに全部美味しいところを持って行かれる今回です。

そして、禁書と同じ展開で、訪ねて来た上条さんを部屋に上げる黒子でした。
懐かしい展開ですが、禁書の時よりもお姉さまの絶望がより深く描かれるいるので、上条さんになんとかしてもらえないかと力が入ります。

そこで、黒子が寮監の相手をしている隙に、一方通行のレベル6実験の真相を知ることになる上条さん。
次の御坂妹10032号ちゃんの実験の時間が迫っていること知った上条さんが、ついに立ち上がります!

てなわけで、黒子が部屋に戻ってきた時には、上条さんはすでにお姉さまの元へ!
なんもかんも上条さん頼りのクライマックスとなっていますw

ここで、禁書でも名シーンとなる上条さんとお姉さまの橋の上でのやり取りシーンが始まります。
先に橋に着ていたお姉さまは、完全に心が折れてしまって「助けて・・・」と本音を漏らしちゃっております。
ここまで13話もかけてお姉さまの奮闘を描いて来た超電磁砲版”妹達編”でしたが、結局、お姉さまの心が完全に折れるまでを描くというもの凄い長いフリの13話でしたw

そして、そんなお姉さまの前についにイケメン王子様が助けに来てくれます。
上条さんがカッコ良すぎる登場シーンです。

しかし、今まで一人で重荷を背負ってきたヤサグレモードのお姉さまには、そんな夢のような現実は受け入れられるわけがなく、おせっかいの上条さんが自分を糾弾しにきたと勘違いしちゃいます。

しかし、そんなお姉さまに「何言ってんだ、心配したに決まってんだろ!」と、白馬の王子様が助けに来た現実を突きつけます。
何このカッコ良すぎる王子様w
お姉さまはその起こるはずもないワケのわからぬ王子様登場の現実に、逆に心が折れそうになっちゃいますw 折れちゃいなよw

しかし、散々挫折してきたお姉さまは、そんなうまい話があるはずないと信じられずに抵抗を試みます。

そんな悪あがきのお姉さまが自分の命を犠牲にしようとしているのを知って、さらに絶対に行かせないのがイケメン上条さん。
「戦わない」というイケメンセリフで、押し通ろうとするお姉さまを行かせない上条さんです。
禁書の時よりも御坂美琴フィルターがかかってイケメン声で喋る上条さんですw

そして、我慢できずに上条さんをビリビリでぶっ飛ばしてしまうお姉さまです。
でも、ダメージを受けても再び立ち上がり、「おまえとは戦わない」とイケメン上条さん。

さらに、「お前のやり方じゃ、お前が救われない。だらかどかない」と、お姉さまを追い詰めまくる上条さん。
最後にもう一つイケメンゼリフ「どかない」を決めた上条さんに、ついに感極まって爆発しちゃうお姉さまです。

というわけで、発狂して上条さんもろとも橋を破壊してしまったお姉さま。
目の前にはぐったりしているイケメン上条さんが・・・

そして、上条さんが目を覚ますと、お姉さまに膝枕されているという驚きの現象が!
ついに上条さんのイケメン心が伝わって、お姉さまを止めることができました。

そして、上条さんの顔に涙をポタポタ落とすお姉さまを上条さんが「泣くなよ」といい子いい子します。
そのイケメン慰めに、ついに感情が溢れて号泣しちゃったお姉さまでした。
ついに、今まで気を張って主人公をやっていたお姉さまが、王子様に助けられるヒロインになる感動の瞬間です(涙

さらに、主人公の座を譲り受けた上条さんは、お姉さまを止めるだけじゃありません。
「最弱の俺が最強の一方通行をぶっ倒して実験を無意味なものにしてやる」と、自らが一方さんと戦うことを決めていました。
あかん、上条さんがカッコ良すぎて惚れてまいますw

そんな上条さんを「私のために無茶しないで」と止めるお姉さまが、完全に王子様に助けられるお姫様状態です。
ここで、お母さんみたいに自分を助けに駆けつけてくれるヒーローはもういないという幻想が打ち砕かれるお姉さまでした(涙

そして、「待っててくれ、必ず御坂妹は連れて帰ってくる。約束するよ」と、一方さんとの対決に向かう王子様でした。
そんなヒーローを涙を流しながら見送ることしかできないお姉さまが救われた瞬間でした(涙
結局、ここまでフレンダちゃん達と戦ってきたお姉さまの13話は、上条さんをイケメン主人公にして、お姉さまを超かわええ救われる女の子にするためだけのフリだったことが判明の今回ですw 
長いフリの分だけ今回の神回が熱くて素晴らしいものになっています。辛かった伏線を全部回収しちゃいました。

最後は、特殊EDの中、上条さんは一方通行との直接対決へ走り、お姉さまはヒーローの帰りを待つヒロインになるという今回でした。
本当に上条さんが出るまでの長い戦いはなんだったのかと思いたくなるほどの上条さんアニメだった超電磁砲版”妹達編”ですw
布束砥信(笑)、フレンダちゃん(笑)
というわけで、御坂美琴フィルターのかかったイケメン上条さんが、どのようにカッコ良く残り2話の”妹達編”を締めてくれるのかに注目の本作です。



©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S

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