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「進撃の巨人」 第3話 「絶望の中で鈍く光る」

「進撃の巨人」第3話。
第3話は、エレン&ミカサ達の訓練兵団エピソード。
巨人を殲滅するために訓練兵団に入団したエレン達の訓練の日々と、これから一緒に戦う仲間たちとの出会いが描かれる今回です。
その仲間たちとの出会いのエピソードがめちゃ面白いわけで、イモ女などの個性あふれるキャラクター達との出会いをコメディ要素を交えて楽しく描いてくれている今回です。立体機動装置の訓練に苦戦するエレンと鬼教官との物語も熱すぎます。
そして、エレン一筋の超絶美少女ヒロインのミカサが今回も最高すぎるわけで、抜群の運動能力と、さらに磨きがかかった美貌に、エレン一筋の天然キャラが混じって、目が離せない素晴らしいヒロインになっています。

お話は、訓練兵団に入った兵士たちを一人一人しごいていく鬼教官のシーンからスタート。
はじめに自分を否定させる通過儀礼をして、厳しくしごいていくベタな鬼教官がナイスなキャラになっています。
そんな鬼教官がエレンの父親と面識があってエレンを見守っていたことが分かるラストもめちゃ熱いことになっている今回です。

訓練兵団には、通過儀礼を必要としない巨人に遭遇して絶望を知っている人達もいました。
その中にいるミカサが美人に成長しすぎていて困ります。そばかすとクレジットされる藤田咲キャラも登場。

内地で暮らすために来たとかぬるいことを言う谷山紀章キャラのジャンには、容赦なく頭突きを食らわせる鬼教官でした。こえーw

敬礼の仕方を間違った下野紘キャラのコニーは頭を持たれて吊るし上げの刑にw こえーw

そんな中、訓練中にイモを食うという鬼教官も目を疑う、すごい新人さんが登場。
「チッ」と舌打ちしながらイモを鬼教官に分け与える、食べ物命のイモ女のサシャ・ブラウスが最高ですw
中の人は小林ゆうが担当。まあ、大ボケキャラなのでしゃーなしのキャスティングですw

気合入りまくりで入団した流石のエレンもイモ女にはびっくりです。

宿舎では、巨人経験者のエレンと、ぬるいことを言うニヒルな谷山紀章キャラのジャンとの熱い友情が生まれるシーンも登場。

そのジャンが早速ミカサの凛々しすぎる美貌に心を奪われてしまったわけで・・・その気持ち分かります。

しかし、そのミカサはエレンに髪を切れを言われたら従う従順なエレンの彼女さんだったわけで・・・いきなり夢破れるジャンでしたw
それにしても、エレンに従順でさらにめちゃ強いというミカサが最高です。これくらいの長さの髪も最高なのに。

そして、イモ女にパンをかっさらわれるおとなしめなアイドル系キャラクターのクリスタ・レンズも登場。
中の人はアッカリ~ンの三上枝織。

そこにそばかす女の藤田咲キャラがあらわれて、クリスタとの関係にフラグを立てています。
そんな感じでいい感じに初登場キャラを見せていく今回です。

そしてお話は、本作内に置いて、人類が巨人と戦う時に主に使う立体機動装置の訓練シーンへ移ります。
そこで早速、怖ろしいほどに適正の高さをみせるミカサが登場。
エレンのそばにいるためだけにここにいるのに兵士として有能すぎるミカサが最高です。

イモ女もなにげにすごい才能をお持ちのようですw

そして、誰よりも気合が入っていたエレンが才能がなかったというショッキングなギャグ展開も登場。あちゃーw
アルミン達と猛特訓するも、全然ダメダメの主人公のエレン。意気込みが砕かれて燃え尽きておりますw

そんなエレンに、ダメになっても一緒に行くからと告白じみたことを言ってあげるミカサがこれまたええ嫁になっています。
なにげに「ボキッ」という効果音と共に、エレンをこっちに向かせるミカサの怪力キャラなところも笑わせてくれますw

しかも、告白のいいとこを聞いていたというのがイモ女だったというナイスなオチも付きますw

そんなイモ女にパンを与えるフリをして与えない非情な天然キャラのミカサさんがこれまたナイス。
パンをもらえず絶望のイモ女もええキャラですw
という感じで、ギャグや熱いシーンを交えながら、新キャラ達とのドラマを描いていく今回が素晴らしいことになっています。

そして、エレンの最終審判の日が来るのですが、まさかのここでもダメだったエレンです。

しかし、鬼教官が器具が破損していたことに気付いて、エレンに才能があったことがついに明かされます。
主人公が主要武器でダメダメってのは流石にどうかとヒヤヒヤさせられましたが、見事に覆してくれました。

その後、「俺はやれる!もうおまえに世話を焼かれることもないな!」とミカサに目で訴えるエレンと、
「これで私と離れずに済んだ思って安心している」と見事なすれ違いカップルぶりを見せてくれる二人です。
そんなエレン一筋の天然ミカサさん最高w

さらに、「今日、お前の息子が兵士になったぞ!」と、エレンのオヤジに語りかけている熱い鬼教官もおりました。
ラストに、鬼教官とエレンのオヤジに面識があったという事が明かされる熱すぎる今回です。

そして、華麗に立体機動装置を操れるようになったエレンとミカサのシーンが早速登場。
華麗に飛ぶミカサが美しいです。

最後に、エレンが大空に向けて羽ばたくカッチョイイシーンで訓練兵団エピソードがいい感じに締められた今回でした。
それぞれのキャラ紹介とエレンの兵士としての一歩を見せる、コメディとのバランスも素晴らしいことになっているめちゃ面白い今回だったかと思われます。

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

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