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「進撃の巨人」 第10話 「応える」

「進撃の巨人」第10話。
第10話は、アルミンが男を見せるアルミン主役エピソード。
エレンの巨人化で兵士達に囲まれる大ピンチの状況を打破すべくアルミンが男の大演説を見せつける今回です。
これまで自分に自信がなかったアルミンが、エレンとミカサの対等の仲間であることに気付いて頑張るめちゃ熱いお話となっています。
そんなアルミンの演説を無視して絶望に陥れる無能隊長が今回も良い味を出していますw
そして、アルミンを救うべく颯爽登場するハゲのピクシス司令がこれまたかっけーわけで、そんなアルミンとピクシス司令の二人の男が熱い今回です。

お話は、前回ラストにエレンが囲んでいる兵士たちの前で巨人化したところの続きから再開!
巨人出現の煙を目撃した絶望中のライナー達も駆けつけてきました。

そして、エレン巨人化の現場は一同騒然。
無能隊長は目の前の信じられない事態にビビリまくっておりますw

そんな中、巨人の中のエレンが目を覚まして、巨人から出てきます。
筋肉組織が巨人と繋がっているエレンですが、相変わらず巨人システムが全然わかりませんw
最後に左腕を引っこ抜いて脱出のエレンでした。
ちなみに、今回の巨人化は二人を守るために即席で出現させたために骨格むき出しの中途半端な出現となった模様。なるほど。

そんな驚愕の状況を必死で分析しようとするアルミンに「エレンが私達を守った。今はそれだけ理解できればいい」と諌めるミカサが流石です。
でも、巨人の中だけ花が咲いていたりと巨人システムの謎は気になるばかりです。生命力を爆発させてる?

アルミン達と合流のエレンも「自宅の地下室に行けばすべての謎は解ける」という父の言葉だけは思い出して困惑します。
なぜ父はそんな大事なことを隠したまま姿を消したのかなど、いい感じの謎展開となっている本作です。
鼻血を出したりして消耗しているエレンも気になります。

そして、ここからは今回の主役の自分に自信のないアルミンきゅん展開へ。
昔からエレンとミカサの足を引っ張るだけの自分に二人に着いて行く資格があるのかと悩むアルミンきゅんです。
相変わらず3人の少年時代シーンが可愛くていい感じです。

しかし、エレンとミカサはアルミンのことをそうは見ていなかったわけで・・・
ピンチな時には誰よりも冷静に判断して答えを見つける頼もしい仲間と思っていました。ええ知っています。アルミンきゅんはそういう子。

というわけで、自分の長所をやっと悟った、男アルミンがついに立ち上がります。
目を隠した描写で立ち上がって大演説への一歩を踏み始める男アルミンがめちゃかっけーことになっています。

そして、武装解除して兵士たちの前に現れたアルミンの一世一代の大演説が始まります。

証拠を示せと臆病な正論をかざす隊長に対して、アルミンはエレンゲリオンが巨人たちの捕食対象であった揺るぎない事実をぶつけます。
アルミンらしい頭の回転の速い熱すぎる演説です。アルミンかっけー。

しかし、アルミンの論戦相手が悪すぎたわけで・・・
前回に続いて人の話を聞けない無能隊長がアルミンの大演説を退けます。あかんこの人w
というわけで、こんなところにもアルミン絶望展開がある本作ですw

そんな絶望のアルミンが振り返った先には、なんとも頼もしいアルミンを信じる友たちの眼差しがありました。
なんというアルミンを信頼仕切ったエレンとミカサの表情ww

そんな二人の友人の熱い眼差しを受けて、アルミンがさらに熱い演説をぶちかまします。
自分の命を投げ捨てる覚悟を示して、エレンゲリオンの街を救う戦術価値を叫ぶアルミンです。
中の人の井上麻里奈も最高の男アルミンが熱くてカッコよすぎるシーンです。アルミン最高!

でも、やっぱり対戦相手が悪すぎたアルミン。もう演説など聞いてやしないw

そして、ミカサが刀に手をかける絶体絶命の中、ついにあの人が登場します。
ハゲのめちゃ頼りになるピクシス司令がきたああああああ!めちゃかっけえええ!w

第5話にもかっこよく登場していた器の大きいピクシス司令が、アルミンの大演説を受け入れてくれました。
流石、無能隊長とは違うこの地区のトップです。
こういう頼れる上司が普通にいっぱいいるのも本作のいいところ。てなわけで、これでエレン達のピンチ展開は一段落します。

その後は、エレン達の話を聞きながらのピクシス司令の壁の上での敵情視察シーンが登場。
壁の上から超絶美女の巨人を探しながら酒をかっくらっているハゲのピクシス司令がカッコよすぎます。
なんという大人の余裕のハゲオヤジw

その変人のハゲオヤジは、エレンの地下室の話も聞き入れてくれて、アルミンのエレンゲリオンが岩を動かす街奪還作戦にも賛同してくれます。
なんという判断能力の高い指揮官。

そして、その作戦を実行するエレンに熱い表情で「お主はやるのか、やらんのかどっちだ」と迫ります。
なんという熱い眼で迫ってくるハゲオヤジw

そんなハゲオヤジにエレンが「やります!」と熱い決意を表明して、次回に続く本作です。
というわけで、アルミンの大演説からピクシス司令の登場というめちゃ熱いお話の今回でした。
そして、次回のエレンの巨人での初任務という、そんなことが本当に出来るのかというお話も気になる本作です。



©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

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