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「革命機ヴァルヴレイヴ」 第12話 「起動する異端者」

「革命機ヴァルヴレイヴ」第12話。
ヴァルヴレイヴ第12話は、分割2クールの折り返しとなる前半クール最終話。
プロデューサーインタビューで発表されていたとおり、分割の後半クールが10月より放送されることがラストに発表される今回です。
その気になる前半戦最終話の内容は、ヴァルヴレイヴ1号機から6号機までのすべての搭乗者が決定して、ドルシアのカイン大佐がついにハルト達と同じ「マギウス」の一族であることが明かされるという、「世界を曝く」という本作のテーマに迫るいいところでの幕引きとなった前半戦でした。
ということで、「マギウス」の力を巡る本当の戦いはやはり後半クールにあるようで、3ヶ月の続きが非常に気になる本作です。
そして、第12話のメインのお話の方も、悠木碧キャラの引きこもり少女アキラちゃんがついに「外の世界」に飛び出す熱くてカッコイイお話になっていて、アキラちゃん参戦でこれまた続きが気になることになっています。前半戦最終話がめちゃ面白いことになっています。
さらに、ラストにお兄ちゃんがいることが判明のOS子ちゃんの中の人が茅野愛衣と明かされて、茅野愛衣も華麗に復活の前半最終話です。

お話は、またもやいつぞやに登場した200年後のサキさんの未来のシーンからスタート。
そこで、エルエルフによく似た少年とモジュールでの200年前の戦いについて語るサキさんです。少年がどういう血筋の人なのかも気になりますw
ここで、モジュールでの戦い後に真歴が終わって帝国歴がすぐに始まることや、サキさんのいる場所が地球から離れた銀河の中央部分的なこと、ニンゲンのことを過去の種族のことのように言っていて、この時代が「マギウス」種族の時代であることなどが明かされています。
ということで、ハルト達の戦いがどのように決着してこの時代に繋がるのかが、ますます気になる展開となっています。

その過去の真歴では、サキさんがハルトのプロポーズを断っておりました。
自分をアイドルビッチと蔑んで、ショーコちゃんを思いやって身を引くサキさんが、めちゃ好感度を上げています。
そんなサキさんが、ハルトとの熱い一夜の思い出を胸に200年も生き抜いていくのかどうかなど、これまた今後のショーコちゃんとの三角関係が気になるまま前半戦を終えることになっている本作です。200年の約束の謎も後半クールに持ち越しとなっています。

そして、12話のメインのお話の、前回お父さんを失ったショーコちゃんとアキラちゃんの友情展開がスタート。
ショック状態のショーコちゃんの気持ちを分かってあげて、立ち直らせる言葉をかけるエルエルフさんがなかなかの優しさを見せてくれますw
ハルトがお父さんをハラキリブレイドで殺したことを隠しておきたいショーコちゃんの気持ちも切ないことに・・・

そんな中、モジュールでは学園を目指しながら進むドリルが毒ガスを放ちまくっております。
その毒ガスで死人が多数出て、戦争も本格化しています。

一方、モジュールに潜入してきたカイン大佐は、物理教師を軍人と一瞬で見抜いて、エルエルフと同じ洞察力と予言能力を披露。
ここでカイン大佐がエルエルフの予言のお師匠さんであることが明かされます。どうやら予言は訓練で手に入れられるようですw

アキラちゃんパートでは、ついにアキラちゃんが学校でいじめられていたことがショーコちゃんにお兄ちゃんからバラされてしまいます。
そこで、テンパッて発狂するアキラちゃんの引きこもりドラマが妙にリアリティがあることになっていますw

一方、モジュールの外の宇宙空間では、ちはやふるの綿谷新みたいな細谷佳正メガネ男子の策略で、ヴァルヴレイヴ達が足止めを食っています。
前半戦のここまでのロボ戦闘は、ガチンコバトルというよりは圧倒的なヴァルヴレイヴの弱点をついてくるという感じになっている本作です。
後半クールでは、もっと熱いロボバトルが登場するのでしょうか?

そして、カイン大佐とエルエルフの直接の師弟対決シーンが登場!
カイン大佐の「私には勝てない」と言うとおり、エルエルフは全くカイン大佐に歯が立ちませんでした。カイン大佐が肉弾戦もつえーw
そんな強大な敵を前にハルトとエルエルフさんの共に戦う展開も見えてきた本作です。

アードライとエルエルフさんの因縁の対決の続きも気になる本作です。
なんもかんも後半クールに持ち越しの本作ですw

一方、サキを捕まえたちびっ子梶くんキャラの「死ねよ、血液を沸騰させて」ってとこが、いつもとテンションが違ってめちゃかっけーことになっています。

アキラちゃんパートでは、キレていたはずなのに、ショーコちゃんに逆ギレされて、外に連れ出されることが決定してしまったアキラちゃん。
すごい勢いで「外の世界」に連れ出しに来るショーコちゃんに恐怖を覚えますw
そして、「友達ナメるな!」「私達、友達でしょ!」のゴリ押し攻撃に、ついに攻略されてしまったアキラちゃんでした。ショーコちゃんつえーw

しかし、そのショーコちゃんがドリルの餌食にあってしまって、毒ガス大ピンチの状態に。

そこで、友達のショーコちゃんを助けたいけど、「外の世界」に怯えるアキラちゃんの葛藤シーンが描かれます。
ここでアキラちゃんの可哀想すぎるいじめの過去も明かされます。

そして、ショーコちゃんとの約束のためにダンボールハウスから「外の世界」にダイブしたアキラちゃんでした。
アキラちゃん奮起のめちゃいいシーンになっています。

その後、必死でショーコちゃんを助けに行くアキラちゃんが、ついにヴァルヴレイヴ6号機と出会ってしまいます。
ヴァルヴレイヴ6号機キターーー!やっぱりアキラちゃんがパイロットだったーーー!と、めちゃ熱い展開ですw
やっぱり、松尾衡監督作品の「紅」で本格声優デビューの悠木碧キャラだけあって、監督繋がりで美味しい最後のパイロット役が与えられました。

ヴァルヴレイヴに乗り込んだアキラちゃんは、早速ニンゲンをヤメてショーコちゃんを助けに行きます。
ショーコちゃんを助けるためとは言え、いじめられたこの世界をあっさり捨てるアキラちゃんが少し切ないことになっています。
そして、ヴァルヴレイヴ6号機と共にショーコちゃんの前に登場するアキラちゃんのシーンがこれまたカッコイイことになっています。BGMも効いています。

続いて、ドリル阻止の作業も始めるアキラちゃん。
ここで、6号機の武器がアキラちゃんに最適のハッキング武器であることが判明。「私の武器」と言うアキラちゃんがええ顔していますw
ハッキングでドリルを止めたり、敵同士を同士討ちさせたりと、アキラちゃん大活躍の熱いクライマックス展開となる今回です。

そんな中、ついにハルトとエルエルフの前で、カイン大佐が「マギウス」の力を披露して、欠番のヴァルヴレイヴ2号機の元へ行きます。
ヴァルヴレイヴと同じオーラを出して自由に飛び回ったりするカイン大佐の能力が謎すぎます。
死なないハルトを見て「第3世代」と言っていましたが、カイン大佐は何世代?

2号機のコックピットでは、例の鳥カゴに飼っていた?OS男君をインストールしてヴァルヴレイヴ2号機を起動します。
やっぱり、謎システムすぎるヴァルヴレイヴです。

そこで、1号機のOS子ちゃんが2号機に反応して「お兄ちゃん」とはじめての言葉を発します。
まさかの兄妹OSだったことが判明の衝撃の前半戦最終話です。ヴァルヴレイヴって一体なんなのw
ちなみに、ここで初喋りのOS子ちゃん「ピノ」の中の人が茅野愛衣さんと判明。
メガネっ娘のアイナちゃんで一度退場した茅野愛衣さんでしたが、華麗に中の人だけ復活の前半最終話ですw

そして、目の前で起こるすべての事象にカイン大佐がニンゲンではないという答えを出すエルエルフさんです。
ここでのエルエルフさんの顔アップシーンがギアスっぽくて、めちゃかっけーことになっています。

そんな中、場面が移って、謎の施設で会合するARUS大統領とドルシア総統のシーンが登場。
ここで「我らはマギウス」と言っていましたが、この二人も「マギウス」だったってことみたいですw
てなわけで、エルエルフさんの革命の相手はとんでもないバケモノだったことが判明の前半最終話です。
この人達を倒すために「世界を曝く」。革命機ヴァルヴレイヴのタイトルの真の意味が少し見えたような気がする今回です。
でも、200年後はニンゲンは負けちゃっている感もあるんですけど、ハルト達の戦いの結末はどうなるのでしょうw

そして、人型になる2号機と共にカイン大佐の「世界の裏側にあるもの」という謎めいたセリフでついに前半戦が完結!
果たして、その「世界の裏側にあるもの」をハルトとエルエルフさんは曝くことが出来るのか!と、熱すぎる引きで3ヶ月後の2nd SEASONに続きます。

EDのラストのOS子ちゃんの後ろの人が、お兄さんの「プルー」であることも判明の今回でした。
というわけで、アキラちゃんの「外の世界」への旅立ちと、「マギウス」を巡る本当の戦いの始まりが描かれる今回がめちゃ面白いことになっていました。
次週から続きが観たいところですが、分割作品の利点であるスケジュールを余裕に取れることに期待して、高クオリティで描かれる本当の戦いの後半戦に期待したい本作です。

そして、2nd SEASONの10月スタートが発表される特報がラストに登場!
5人揃ったパイロットの姿や気になるセリフやシーンが満載で、ますます続きが気になる特報映像です。
血だらけの宮野真守ハーノインですが、艦内でのいつぞやシーンは「マギウス」の謎を探っていたってことですかw ハーノイン味方展開とか来る?


2ndシーズン特報:




© SUNRISE/VVV Committee, MBS

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