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「<物語>シリーズセカンドシーズン」 「傾物語」第2話 「まよいキョンシー其ノ貳」

「傾物語」第2話。
八九寺真宵物語の「まよいキョンシー」第2話は、幼女時代の羽川翼登場エピソード。
11年前の世界にタイムワープしてきたロリコン犯罪者の阿良々木暦が、ついにロリ羽川翼に出会ってしまう今回です。
そこで警察にお世話になるのを怖れて、血の涙を流しながら自分を自制する阿良々木暦が描かれますw
ほか、生前の八九寺真宵に出会ってスカートめくりをするなど、阿良々木暦のロリコンぶりがとんでもないことになっています。
ということで、阿良々木暦が犯罪の壁を超えてロリコン本性を剥き出しにすると、相変わらずめちゃ面白くなる物語シリーズでした。
そして、お話の方も、八九寺真宵を助けたがために世界が滅びるという衝撃のラストになったりして、面白いことになっている「傾物語」です。

お話は、11年前の5月13日にやって来た阿良々木暦と忍野忍のシーンからスタート。
早速、二人は見覚えのある11年前の阿良々木暦宅前にやって来ます。

ここで帰りの話になるのですが、この時代の忍はまだ外国に居て、神社には霊的エネルギーは溜まっていないとのこと。
11年前の成体の忍がエロいことになっています。
てなわけで、忍にアララギさんの血を与えて忍の内的エネルギーを使って戻るというお話になります。

そんな中、11年前のショタ阿良々木暦が登場。
アララギさんと同一化して変態が看過された忍がショタ阿良々木暦に興奮しまくっております。
てなわけで、ロリコン向けだけでなくショタ向けサービスにもぬかりがない今回です。

そして、八九寺真宵満載の「まよいキョンシー」OPが登場。
化物語の板垣伸のまよいOPが素晴らしかったのですが今作は別の人がディレクターを担当しておりました。

お話は、この時代に来たのも運命と、母の日に死んでしまった八九寺真宵を不慮の事故から助けるという展開へ。
他の人を助けるのは難しいと理由付けしておりましたが、結局、八九寺真宵を助けてタイムパラドックスが起きて世界が滅びるというバッドエンドになってしまう今回ですw

というわけで、八九寺真宵の捜索を始める二人です。抱っこされる忍がめちゃかわええことに。

そんな中、ついに阿良々木暦が出会ってはいけない人と出会ってしまいます。
その人こそ、11年前のロリオーラを出しまくりの羽川翼だったわけで・・・
自分が抑えられなくなるのを予想して汗だくになる阿良々木暦がヤバすぎますw

そして、ロリコン野獣となった阿良々木暦がロリ羽川翼を襲います。これはあかんw

そんな野獣の阿良々木暦を見たロリ羽川翼は、これが変質者だと確信します。全然間違ってないです。
一方、ロリ羽川翼に変質者扱いされた阿良々木暦のショッキングな表情が凄すぎるんですけどw

そして、阿良々木暦の恥ずかしげもなない、ロリ妄想タイムが始まります。
ロリ羽川翼と戯れたい犯罪者予備軍の阿良々木暦のあられもない妄想がダダ漏れですw
こんな奴が主人公で大丈夫なのかとあらためて思いますw

そんな変質者すぎる阿良々木暦でしたが、警察にお世話になっては八九寺真宵を助けられないということで、血の涙を流しながら自制をします。
血の涙を流して自分のロリコン欲望を抑える男・阿良々木暦。こんな変態みたことないw

そして、何もかも燃え尽きた阿良々木暦はロリ羽川翼に綱手さん宅の道を訪ねるのでした。

しかし、ロリ羽川翼に案内されたのが派出所だったわけで、ナイスな変態オチがつくのが流石ですw

お話は、なんやかんやで母の日の八九寺真宵の自宅前の阿良々木暦と忍のシーンへと移ります。
翌日になると、今度は生前の八九寺真宵に会えると興奮を隠しきれない阿良々木暦でした。こいつダメだw

そこで八九寺真宵の父が現れて、すでに真宵がリュックサックを背負っていなくなったことが明かされます。

そして、いつもの公園であっさりと八九寺真宵を発見します。
そこで阿良々木暦を止めて見事に着地する忍野忍がロリかっこいいことになっています。

ここからは、変質者の阿良々木暦の犯罪行為第2弾が始まります。
これまでの八九寺真宵への犯罪行為は、言っても幽霊への行為だったわけですが・・・
まさか生前の生身の八九寺真宵には変態行為は出来ないと思われましたが・・・

阿良々木暦はやっちゃいましたw
まさかの生身の小学生のパンツを全国に披露する勇者の阿良々木暦です。

犯罪行為をやり遂げた勇者・阿良々木暦がええ顔していますw

その後、変質者から逃げ出した八九寺真宵がトラックに轢かれそうになりますが、それを助ける阿良々木暦です。
まあ、自業自得なので助けても全然カッコよくない阿良々木暦でした。
一方、逆に阿良々木暦のせいで不慮の事故に遭いかけた八九寺真宵でしたw

しかし、怪我の功名でゆるキャラの八九寺真宵が、阿良々木暦を命の恩人のええ人と勘違いしてくれました。

そして、無事に手綱さん宅に八九寺真宵を連れて行って、ミッションコンプリートの阿良々木暦でした。
逆に上手く行きすぎて心配になる展開です。

というわけで、嫌な予感が当たる最悪の展開で締められる今回です。
元の時代に戻るために神社にやって来た二人でしたが、そこはすでに霊的エネルギーが満ち溢れているという怪現象が・・・
忍の内的エネルギーを使わなくて良いというラッキー展開でもあったわけでしたが、危うい雰囲気です。

そして、ゲートを開いて元の世界へ戻る二人でしたが、元の世界が滅んでいたという、まさかの超バッドエンドで終了となる今回です。
あちゃー、八九寺真宵を救って世界がぶっ壊れてしまったのでしょうか。てか、物語シリーズはこれで終了?w
そんなわけで、果たして何が原因で世界が滅んだのか、滅んだ世界で二人はどうするのかと、とんでもない時間旅行物語になっている「傾物語」が面白いことになっています。



©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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