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「進撃の巨人」 第22話 「敗者達」

「進撃の巨人」第22話。
第22話は、調査兵団の敗走撤退エピソード。
女型の巨人により壊滅的な被害を被った調査兵団が、涙涙の撤退作戦を遂行する今回です。
そんな撤退作戦の前には、リヴァイ兵長とミカサの人類最強コンビによる女型の巨人からのエレン奪回作戦も描かれます。
そこでのリヴァイ兵長がミカサさんが足手まといになるほどの超絶戦闘を見せつけるわけで、バケモノすぎるリヴァイ兵長がすごいことになっていますw
そして、撤退作戦の方では、ペトラさんの遺体を持ち帰れなくなるというリヴァイ兵長痛恨の悲しみのドラマも描かれて、調査兵団惨敗の壁外調査の結末が悔しすぎる今回となっています。ペトラさんの遺体が帰ってこれない結末が辛すぎます(涙

お話は、エレンを飲み込んだ女型の巨人を追うリヴァイ兵長とミカサのシーンから再開!
そこでエレンが絶対生きていると確信しているミカサさんがめちゃ熱いことになっています。

そして、人類最強の二人によるエレン奪回作戦が始まるのですが、今回の作戦はリヴァイ兵長の状況判断の優秀さと強さが際立つことになります。
一方、ミカサさんは兵長の作戦に逆らって、兵長に怪我をさせるなど苦い経験をしてしまう今回です。

作戦は、ミカサさんが注意を惹きつけている間に、後ろからリヴァイ兵長が女型の巨人を狙うという展開に。

しかし、兵長の気配を感じていた女型の巨人が一瞬で振り返って殴りかかってきます。
なんという相変わらずの抜け目の無い女型の巨人の嫌らしさですw

でも、そんなのお見通しのリヴァイ兵長が、お得意の高速回転技で腕を切りつけながら顔面めがけて登ります。なんだこの刃物のような人w
そして、その勢いで女型の巨人の両目を一瞬でぶっ潰しちゃう兵長です。 つえーw つよすぎる兵長ww

続いて、女型の巨人の全身にまとわり付くように回転しながら傷つけていく兵長です。なんだこの回転する流体はw
てなわけで、女型の巨人をあっさり尻もちをつかせたリヴァイ兵長がバケモノってレベルじゃねーぞってことになっています。

そんな女型の巨人に回転しながら襲い掛かるリヴァイ兵長がスーパーマンみたいです。かっけーw

さらに、弱点の首を守る腕の筋肉を切りつけてあっさりとガードを解除してしまう兵長でした。
リヴァイ班が3人がかりでやっていたことを一人であっさりとw
もしかして、フツーに兵長も含むリヴァイ班全員で迎え撃ってたら勝てたんじゃないかと思えてきますw 
結果は誰にも分からない Byリヴァイ兵長

そんな中、弱点丸出しの女型の巨人の前に、討伐しようと欲を出したミカサさんがやってしまいます。

そこを狙われていたミカサさんを、リヴァイ兵長が助けてくれたのですが、その時の着地で足に怪我を負ってしまった兵長でした。
これが結果的に、撤退作戦中にリヴァイ兵長が戦えない原因となってしまい、ミカサさんのミスが後に尾を引くことになってしまいます。

そして、怪我の痛みなど感じさせる暇もなく、女型の巨人の顎の腱を切って口の中からエレンを回収するリヴァイ兵長でした。
回収後に「作戦の本質を見失うな。お前の大切な友人だろ」と、ミカサに説教する兵長がこれまたかっけーことになっています。

その後の撤退シーンで、女型の巨人が涙を流している?ところを目撃するリヴァイ兵長でした。
果たして、これは何を意味するものなのか。謎が謎を呼ぶシーンです。
というわけで、人類最強二人が揃った作戦でしたが、今回はリヴァイ兵長の優秀さだけが目立った作戦となりました。
これを糧にしたミカサさんの今後の成長にも期待したいところです。

そして、エレンを回収した後、敗残兵達の撤退作戦が始まってしまいます。
これが意気揚々と出発して惨敗して速攻に帰ってくる調査兵団クオリティw
でも、そんな惨敗の中で行われている調査兵団側の熱い戦いが描かれた今回の壁外調査でした。

そんな中、調査兵団撤退の報を聞いて、家族が戻ってくるのを待つリヴァイ班のそれぞれの家族の人達のシーンが登場。
こんな辛い描写やめてーw でも、何気にオルオさんの大家族設定がなんとなくあの人らしくて笑えますw

一方、撤退作戦中の死体安置所では、手に噛み痕のあるペトラさんの遺体シーンも登場。
そんな噛み痕でペトラさんと分かる辛い描写やめてーw
リヴァイ兵長も遺体の前で悲しみをまた一人で背負っていました。

そんな中、同郷の幼馴染の遺体が回収されずにエルヴィン団長を避難する兵士達が登場。
同郷の幼馴染とうのがエレンやアルミン達と重なって、同情せざる負えない兵士達ですw

一方、ミカサさんはずっとエレンのそばに付いていて、相変わらずのええ嫁さんです。守られたい。

そして、エルヴィン団長に背いて仲間の遺体を回収した二人が、巨人を引き連れてくるという最悪のことをやってしまいます。あちゃー。
その二人ですが、一人はせっかくの回収した遺体を落としてしまい、もう一人はツルッと巨人に喰われちゃいました。なんという辛い展開。

そんな追いかけてくる巨人達を前に、遺体を捨てなければ逃げ切れないことを、いち早く分かっているアルミンが流石です。

というわけで、もちろんそのことが分かっているリヴァイ兵長が遺体を捨てることを部下に指示を出します。
ここでリヴァイ兵長が傷を負っていて戦えないというのも痛恨の展開となっています。

そして、捨てられる遺体の中に、悪い予感の通りペトラさんもいたわけで・・・
ギャーーーーーー!!もうペトラさんを残酷な運命につかうのはやめてーーーーー!!

そんな部下の遺体を捨てなければいけないリヴァイ兵長の痛恨の表情が辛すぎることになっています。
悲しみを背負い続ける男、それがリヴァイ兵長。

そんなリヴァイ兵長が遺体を回収できなかった部下の自由のエンブレムをちゃんと回収していたということが、ミスを犯した部下に明かします。
ミスを犯した部下もその事実と、大変な事態を招いたことに、悔やんでも悔やみきれない涙を流すのでした。
なんか今回はアニメオリジナルシナリオが混ざっているらしいですが、熱いお話となっています。

そんな中、過去の調査兵団帰還の時の意味深な夢を見るエレンの夢オチシーンも登場。
第1話冒頭にもありましたが、この怪しい夢を見るシーンの意味も気になる本作です。巨人システムと関係が?

目覚めたエレンは、またもやミカサに助けてもらった現状を理解します。
そこでエレンとの絆のマフラーを触りながら守るのは当然というしおらしい顔をしているミカサが可愛すぎます。守られたい。

そして、第1話で見たことがあるような、罵倒されながら帰還する調査兵団のシーンが登場します。
あの時は見ている側でしたが、今回は惨敗して帰ってくる方にエレンがいるのが時の流れを感じます。
さらに、調査兵団の負ける側の理由も分かっているのが辛すぎる今回です。

そんな調査兵団に憧れの表情を見せる未来のエレンも登場。
その純粋無垢な希望に満ちた表情が、逆にエレン達を惨めな気持ちにさせます。クリスタちゃんも悔しさを噛み締めています。

一方、リヴァイ兵長のところには、嫁入り前の娘を預けたペトラさんのお父さんが、一目散にペトラさんの希望に溢れる手紙を持って駆け寄ってきます。
もうホントにペトラさんの辛いお話はやめてーーーーーーww リヴァイ兵長も限界に近づいていますw

そして、調査兵団へのバッシングのほとんどはエルヴィン団長に向けられます。
あんなに優秀で英雄のエルヴィン団長が、なぜこんなに叩かれなけらばならないのかという辛すぎるシーンです。

最後は、こんな辛すぎる大惨敗の帰還にミカサさんに手を取られながら号泣するエレンのシーンで締められる今回です。
エレンの涙も熱すぎることになっています。
そして、エルヴィン団長の王都への招集とエレン引き渡しが決まるというバッドエンド展開で次回に続く本作です。
というわけで、調査兵団の辛すぎる帰還のドラマが素晴らしく描かれた今回だったかと思われます。ペトラさん・・・



©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

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