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「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル」 第3話 「ラブ・アンド・ヘイト」

「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル」第3話。
第3話は、バタフライ法律事務所の法定のターミネーター、蜂谷ミツヒサエピソード。
元検事の蜂谷ミツヒサの過去の因縁の魔法廷裁判を通して、魔法廷システムの不条理さと闇に迫るお話の今回です。
その魔法廷ドラマでは、不条理な魔法廷の誤審で恋人を失ってしまったウド能力者の真夕さんの悲しい法廷復讐劇が描かれます。
というわけで、今回も新人弁魔士セシルの魔法廷ドラマがガッツリと描かれるいい感じの意欲作となっている本作です。
そして、その事件を通して、ウド能力者世界の裏に潜む大きな力や、セシルの予言された能力の覚醒展開などが描かれて、オリジナルのフィクション世界の物語でややこしいいこところもありますが、面白い展開になって来ている弁魔士セシルかと思われます。

お話は、検事時代の蜂谷ミツヒサこと”ハチミツ”の過去の法廷での回想シーンからスタート。
そんなわけで、何かしらとウド能力者についてセシルに苦言を呈していたハチミツさんが、元検事だということが明かされる今回です。

そして、その容疑者を誤って死に追い詰めてしまった過去の夢にうなされながら、ハチミツさんがイケメン風に目覚めます。

そんなイケメンハチミツさんには、セシルと同じく使い魔がいることも判明。
その豚風の使い魔のブブヒィさんが、なかなかのビッチキャラクターでいい感じになっていますw
その豚風のブブヒィさんを「とんかつにするぞ」なんて言う、ハチミツさんとのコンビも面白く描かれております。

そんな中、恋人を死に追いやった男に復讐を果たす、真夕さんのウド能力復讐事件シーンが登場。
そんな真夕さんの魔法廷への復讐ドラマが切なく描かれるお話の今回です。
ちなみに、真夕さんの中の人は小松未可子が担当。

そして、魔法廷ドラマの主人公のセシルがついに登場となるわけですが、早速、若本規夫演じるエロカエルの使い魔ナナジーニィに、おっぱいキャラ弁でセクハラされているセシルちゃんでしたw これはいいキャラ弁w

そんなおぼこいセシルちゃんに、シャークナイト法律事務所のホモコンビがちょっかいをかけてきます。セシルちゃん危うしw
ここで、セシルちゃんがホモコンビにスカウトされたりしておりましたが、なにかとセシルちゃんをマークしているシャークナイト法律事務所の人達の謎も気になる本作です。

そんな中、殺人容疑者の真夕さんの弁魔士となったハチミツさんの謁見シーンが登場。
検事時代に真夕さんに負い目のあるハチミツさんのドラマにも注目の今回です。
ちなみに、ハチミツさんはウド能力が発動して、弁魔士に転向した異色のキャリアを持つ人であることも今回明かされます。

また、そんな真夕さんの過去の因縁について嗅ぎまわる井上麻里奈演じる喫煙キャラのクイン刑事の捜査模様も描かれます。

そして、真夕さんの恋人が死刑判決を受けてしまう魔法廷の過去シーンの模様が明かされます。
敏腕検事のハチミツさんの手柄もあって、あっさりと死刑判決を受けてしまう恋人の正人です。なんという不条理裁判w

そこで、ブチギレの恋人の正人が魔法手錠を破って暴れだしてしまいます。
なぜか、ウド犯罪者を裁く裁判長の木槌の必殺技が発動しないという事件も同時発生します。なんという物騒な魔法廷w

そんな状況の中、恋人の正人が力を暴走させて謎の死を迎えてしまいます。
また、ここで真夕さんを庇ってハチミツさんがトレードマークの左目の上の傷を負ったことが明かされます。
というわけで、何者からがウド能力者の正人を葬りたかったのかと疑われる謎の過去魔法廷シーンとなっています。
何か魔法廷システムの裏で大きな力が蠢いております。セシルもその大きな力に飲み込まれてしまうのか否か!

そして、そんなハチミツさんの因縁の弁魔事件に補佐役として参加することになったセシルです。
そんなセシルちゃんですが、またもやここで童貞ネタでいじられておりましたw すぐ赤面してくれるのでいじり甲斐があるセシルちゃんですw

一方、同期入社なのにペット事件しか担当させてもらえない穂樽夏菜は、相変わらずセシルにライバル心を抱いていますw

そんな焦っている穂樽夏菜には、ケチャラーでホイラーのもよよが、先輩らしく優しくフォローしてあげておりました。
相変わらずの酷いケチャラー&ホイラーのもよよんですw

そんな中、ウド能力者の真夕さんの恋人との復讐ドラマも描かれております。
そんな今回の絵コンテは「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」監督の塩谷直義が担当。

公園での会話では、ウド能力者はなんぞやと悩んでいるハチミツさんの姿も描かれる今回です。果たしてウド能力者となんぞや。

そして、お約束のセシルちゃんのエロスサービスシーンが登場!今回は、ナナジーニィにお尻をセクハラされてしまうセシルです。
そんな中、ナナジーニィがハチミツさんの使い魔もブブヒィを狙っていることも判明w

その後、ナナジーニィによりパンツを脱がされちゃうセシルちゃんでした。

そして、ついに真夕さんの魔法廷が始まります。
法廷へ向かう途中に、ハチミツさんは真夕さんと罪滅しの密約を交わします。

法廷では、早速裁判長がセシルちゃんの戦闘服についてツッコミを入れてきます。
なんやかんやで最年少弁魔士のセシルちゃんをいじるのが好きなエロい裁判長ですw

そして、裁判はハチミツさん&セシルの優秀コンビが真夕さんの無期懲役刑を勝ち取るという判決が下されます。
しかし、その誤審判決が下されるのを待っていた真夕さんだったわけで・・・事件の真実を語り始めて、魔法廷の無能さの暴露を始めます。
なんという自分を犠牲にした切ない魔法廷への復讐劇。

密約を交わしていたハチミツさんも、その反逆行為に加担して、真夕の手錠を破壊します。
なんという弁魔士人生を捨てたハチミツさんの反逆行為w

ここで、裁判長が木槌必殺処刑技を発動させようとしますが、ここでもなぜか機能しない処刑システムです。
なんという無能な魔法廷システムw

そして、その場にいたセシルちゃんが、裁判長の許可を得てウド能力で真夕さんの暴走を止めることになります。
というわけで、法廷モノのはずが、法廷でバトルする展開となっている今回ですw
そこでウド能力で捕まったお母さんのことを話して必死に説得するセシルちゃんが、新たなウド能力を覚醒させます。
EDでも描かれるセシルちゃんの髪留めが気になる謎描写ですが、一体セシルちゃんは何者?

そして、真夕さんが恋人の正人の仕組まれた死の真実について語り始めたところで、小西刑事の銃弾に倒れるという結末を迎える法廷劇でした。

というわけで、真夕さんは最期にハチミツさんに「魔導書365・・・」という謎のメッセージを残して息を引き取りました。
そんなわけで、魔法廷とウド能力者の闇の部分を暴くために頑張った真夕さんの悲しい復讐劇が描かれることになっている今回でした。
セシルが挑むお母さんの無実を証明する戦いの先には、なにやら大きな敵が待ち構えていそうです。

また、法廷後の弁魔士事務所では、ハチミツさんが一週間の謹慎処分で済んだことが明かされます。
あんな大事をして、謹慎処分で済むようにしたバタフライ法律事務所の持っている力も気になりますw

そんなわけで、セシルの新たなウド能力の発動などいろいろ謎を残しながら、ハチミツさんの過去の因縁の弁魔士ドラマが切なく描かれた今回でした。

そして最後に、前回ラストにセシルに接触してきた小山力也キャラの最高裁判所長官の麻楠史文(まくす しもん)が、ウド能力者の正人&真夕カップルの死に関与を匂わせる謎の伏線シーンが登場します。
そこで、セシルの新能力覚醒が”魔導書365”の予言の通りだったなどと、めちゃ気になることも発言している麻楠史文(まくす しもん)でした。
そんなわけで、セシルが今後大きな事件に巻き込まれていくことを予感させつつ、同僚のハチミツさんの切ない過去の能力者ドラマが面白く描かれた今回だったかと思われます。



©ウドパートナーズ

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