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「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」 最終話 「機杖担う少女」

「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」最終話。
チャイカAB最終話は、チャイカとトールたちの旅完結エピソード。
分割2クールで全22話で描かれてきたチャイカとトールたちの遺体集めの旅が完結して幕を閉じることになる今回です。
そんなチャイカ最終回は、ついに復活したガズ皇帝との戦争を巡る戦いの決着が描かれます。
最後は皇帝が創った機杖のニーヴァが寝返って、チャイカ自らが父上を撃って弔うという弔いの旅の結末となります。
そして、エピローグのラストには記憶を使い切ったチャイカとトールが新たな道を歩み出すという大団円で締められることとなりました。
そんなわけで、チャイカとトールの出会いから始まったロードムービーアニメな本作ですが、最後も二人の新たな旅が始まるという綺麗な完結となりました。

お話は、復活したガズ皇帝が再び戦争を起こそうとニーヴァを使って暴れだすシーンからスタート。
しかし、その挑発に乗らずに反撃を控える六角連合の人がなかなか有能なことになっています。

一方、チャイカは自分がただの術式であるという衝撃の事実を知って苦しんでおります。

そして、ヴィヴィチャイカや赤チャイカが駆けつけてきて、黒チャイカチームとの最終決戦展開となります。
最終回は、ほんとに終われるのかというほどの詰め込み展開でお送りする本作ですw

一方、兄様はついにサバターを辞めるという決意をして、サバター武器を捨てるという旅の最後の決断をします。
そんな兄様は、復活して戻ってきたフレドリカのドラグーンキャバリエになることをついに決断しちゃいます。

というわけで、サバターを辞めて、まさかのドラグーンキャバリエというチートキャラになった兄様でした。兄様覚醒キターーーー!!!!!
確実にフレドリカに噛まれるだけでサバターよりレベルアップしてるんですけどww

そんな新生兄様が、チャイカと一緒にラスボスのガズ皇帝退治に向かいます。

そんな兄様の決断を見たアカリも黒チャイカたちとの最後の戦いへ向かいます。

一方、兄様は途中でチャイカを降ろして、自分一人でガズ皇帝を退治に行っちゃいます。
てか、ここまでチャイカを連れて来たのがラストの決着への仕込みすぎるんですけどw

そんな中、ガズ皇帝の世界中の思念を集める装置のギイが起動して準備を始めます。
未知なる人のギイの名前がこの装置の名だったことも明かされる最終回です。

そして、「遺体を返せ!」と空気が読めずに乗り込んでくる赤チャイカたちと黒チャイカとのバトルがついに勃発します。
皇帝復活を知らなかった赤チャイカはちょっと空気が読めなさすぎw

一方、ガズ皇帝の航天要塞に乗り込もうとしているトールをチャイカがサポートしようとするシーンも登場。

黒チャイカとバトルの方では、アカリが最後のサバターチート能力を披露して戦います。アカリかっけー!!
寂しいことにアカリのサバターアクションもこれがもう最後となってしまいます。

その頃、チート兄様は、招かれた航天要塞内でついにシン兄との最終決戦をすることに。
最終回でようやく主人公らしいビジュアルになった兄様ですw

そんな兄様が、シン兄との最後の作画バトルで、ついに兄弟子を乗り越える強さを見せます。

というわけで、おまえにサバターは向いていないと言われていたシン兄とのサバタードラマも完結となる今回です。
てか、シン兄に勝った要因がドラグーンキャバリエの不死の身体と伸びるチート武器だけなような気もwww

黒チャイカとのバトルの方でも、ヴィヴィチャイカ、赤チャイカ、アカリが最後のアクションバトルを繰り広げています。

赤チャイカチームの褐色さんも最後は参戦しています。

そして、ついに赤チャイカのライダーキックで黒チャイカを仕留めるという展開に!赤チャイカのライダーキックかっけー!!!

その後、最後までお父さまを復活させたことを自慢する黒チャイカを蹴っ飛ばして完全勝利を上げる赤チャイカでした。
というわけで、最後に黒チャイカを倒して大活躍の赤チャイカでした。

一方、チャイカはトールを援護するという名目で思念料の無駄弾を撃ちまくっておりました。
明らかにトールに止められていた記憶を消費して魔法を使う展開への伏線が張られておりますw

そのトールは、チャイカとの旅を思い出しながら、ガズ皇帝の戦争への誘いを頑なに断っておりました。
チャイカとの遺体集めの旅が、戦いを求めるサバターニートをしていたトールを変えたという展開です。

そんな中、フレドリカがガズ皇帝にグロくやられてしまいまます。フレドリカ逝ったああああwww
というわけで、最終回もフレドリカがグロくやられるというお約束のシーンが登場の本作ですw

また、兄様もガズ皇帝に歯が立たずに大ピンチ展開になってしまいます。

しかし、ここで外への扉を開いて余裕を見せるガズ皇帝がラスボスらしい油断をしますw

そんなわけで、トールの窮地をチャイカのシールド魔法が救うということになります。

しかし、まだまだ余裕のガズ皇帝がニーヴァのガンドを使ってチャイカを処分しようとします。

しかしここでターゲットがチャイカであることを知ったニーヴァが狙撃を拒否してチャイカのもとへ行ってしまいます。
ガズ皇帝がニーヴァに見捨てられたああああああwwwwww

そして、チャイカのもとにやって来たニーヴァちゃんが「私、人格あり」と、チャイカを選んだことを告げます。あらニーヴァちゃんおかえりなさいww
というわけで、作られたモノ同士の熱い友情展開が描かれます。

そんなニーヴァちゃんが、チャイカの機杖(ガンド)となって、逆に照準をガズ皇帝に合わせます。
ここで思念料の弾を撃ち尽くしていたチャイカを自分の記憶を使って弾を撃つことになってしまいます。
また、「私、父上、弔う」と、チャイカの遺体集めの弔いの旅がまさかの父上を撃って終わらせるということになりました。

そんなわけで、自ら創りだした術式と遺産のコンビに弔われてしまうことになったガズ皇帝の最期が描かれます。

一方、チャイカは記憶を使い果たしてぶっ倒れてしまいます。チャイカ逝ったあああああああああ?

そして、チャイカとニーヴァの攻撃で航天要塞も撃破されてギイシステムも止めることが出来ました。

その後、目を閉じるチャイカを抱いて号泣するトールのシーンでガズ皇帝との最終決戦が幕を閉じることになりました。
果たして、チャイカはどうなってしまうのか・・・

そして、ジレット隊長が六カ国協議でガズ皇帝の復活の事件の顛末を説明するシーンが登場のエピローグ展開へ。

また、そんなジレット隊長がクリーマン機関の機関長に昇進していて、剣をペンに持ち替えたことも明かされます。
そんなわけで、いろいろありましたがジレット隊長とヴィヴィとの物語もいい感じで幕を閉じることになりました。

一方、気になる兄様チームの方はというと、兄様とまだ一緒に住んでいるらしいアカリの家に赤チャイカが訪ねて来ておりました。
差し入れのぶどうを持っていることから、赤チャイカはどうやらぶどう園でお世話になっているようです。
また、アカリの方は、兄様とのサバター兄妹の激しい愛の物語を執筆する作家さんになっておりました。
アカリがまさかのサバターから作家に転職キターーーーw ちなみにまだ愛の物語は序章で愛の旅はこれから始まるとのことww

さらに、ここでチャイカも一緒にここで住んでいることも明かされます。
というわけで、兄様を巡るハーレム展開の旅はまだまだ続きそうな本作です。果たして赤チャイカに逆転の目は?

そんな中、蝶と戯れるフレドリカも登場!やっぱり余裕で生きていたフレドリカです!

そして最後は、チャイカの手を取って散歩しているトールとチャイカのラブラブシーンが登場!チャイカは無事生きてたああああ!!!!
ここで、「ありがとう」と普通のイントネーションで喋るチャイカが、別人として生まれ変わったことが伺えます。

そしてそんな二人が希望溢れる花を見上げて、次なる人生の旅へ歩み出そうとしているシーンで大団円で完結となりました。
偽りの記憶を埋め込まれた少女はすべてのまっさらな状態から新たな人生を歩み始めて、生きる道に悩んでいたサバター少年はその少女に導かれて新たな人生の旅を歩み出すことになるという、綺麗な幕切れで完結することになった本作でした。
そんなわけで、トールとチャイカの出会いから始まって、その二人が旅をすることにより素敵な結末を迎えるという、希望溢れるロードムービーアニメがいい感じに描かれていた本作かと思われます。チャイカたちの旅はここからが始まりです。


  

©2014 榊一郎・なまにくATK(ニトロプラス)/KADOKAWA 富士見書房刊/「棺姫のチャイカ」製作委員会

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