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「ピンポン」 第4話 「絶対に負けない唯一の方法は闘わない事だ」

「ピンポン」第4話。
第4話は、アクマVS.ペコ、ドラゴンVS.チャイナエピソード。
インターハイ出場を賭けた幼馴染の因縁の対決と、王者とチャイナの注目対決が描かれる今回です。
アクマとペコの試合では、原作から大幅にパワーアップした2014年版の現代卓球の試合がリアルに描かれます。
そして、ドラゴンとチャイナの試合では、ペコの試合とは逆に湯浅政明アニメが炸裂しているわけで・・・
チャイナを吹っ飛ばすドラゴンのバケモノぶりが、絵が崩れまくるほどのもの凄い描写で描かれる第4話です。

お話は、アクマとスマイルの子供時代のシーンからスタート。
スマイルを叩くアクマをペコが注意するという名シーンが登場ですw

そして、抜いた試合をしてチャイナに負けたスマイルが小泉丈に叩かれるシーンも登場します。
こちらのビンタは小泉丈の愛のビンタとなっています。

また、抜かれた方のチャイナも傷ついているという、前回の戦いの切なさが描かれています。

そんな中、ついに幼馴染のペコとチャイナのベスト8の試合が始まります。
未だに片面ラバーのペンプレイヤーという古いスタイルのペコさんの道具もキッチリと描かれる本作です。
果たして、ペコさんはチキータレシーブなどをする現代仕様の卓球プレイヤーに生まれ変わることになるのか否か。
同時期にテレ東で世界卓球が放送されていたりして、卓球自体が面白くなっている今日このごろですw

なにがあってもペコを中心に回っていた少年時代の回想シーンもいい感じに描かれます。

そんな幼馴染の試合でしたが、卓球博士のアクマがペコさんの体力を奪うような現代卓球をやっているわけで・・・
なんか世界卓球でも最近良く見るスマッシュ&レシーブのラリーがめちゃリアルに描かれます。マジに卓球をやっている感がパないですw

そんなわけで、現代アスリートでは通用しない怠惰な生活を送ってきたヒーローのペコさんが、無残にアクマにやられていきます。

そして、屈辱のストレート負けをしてしまったペコさんです。
チャイナにスコンクで敗れ、さらにアクマにまでなめられてしまうペコさんです。
ヒーロー見参!ヒーロー見参!ヒーロー見参!

会場の外では、オババと小泉丈が才能についての熱い語りをしていました。
そんなオババの「月本しごいたところで、お前の青春は戻ってこないよ」という名台詞も登場。
悟空声のタムラのオババがかっこ良すぎますw

そんな中、ついにドラゴンとチャイナの戦いが始まろうとしています。
海王を一人で背負っているドラゴンが試合前にトイレに篭もるという切ない場面も描かれます。

そして、三十路オーバーの人殺しのような顔になったドラゴンとチャイナの試合がついに始まります。
会場には、お忍びでドラゴンのいとこの彼女もやって来ておりました。
ちなみに、海王の理事長やこの彼女は松本大洋原案のアニメオリジナルキャラらしいです。
そんな彼女の献身な姿を発見するゲジ眉真田さんの切ないアニメオリジナルエピソードも描かれていますw

試合は、チャイナがその反応速度にビビりあがる、ドラゴンのバケモノぶりが披露されます。
打った弾に電撃が走るというもの凄いドラゴンですw

スマイルもドラゴンがバケモノであることを認めざるおえないようです。
そんなドラゴンに才能を嫉妬されているスマイル、あんたは何者。

さらに、ドラゴンがバケモノぶりを発揮して、描写も湯浅政明アニメになってきますw

ドラゴンのスマッシュがまさしくドラゴンになって卓球台の角を襲います。なんというドラゴン描写。

そして、チャイナは完全にドラゴンに飲まれてしまうのでした。
島国の英雄に完全に飲まれるチャイナですw

そんなドラゴンの強さに、故郷のお母さんのワンタンなどが登場の走馬灯を見るチャイナでした。
なんという怖ろしい試合w

そんなわけで、ドラゴンの強さに負けを認めたコーチやチャイナの清々しい表情も素晴らしいことになっている今回です。

そして、島国の英雄に見事にふっ飛ばされたチャイナでした。島国つえーw

チャイナ撃破後のベスト4は海王学園に締められて、順当に決勝はドラゴンVS.ゲジ眉真田ということになります。

そして、ドラゴンが優勝をおさめてインターハイ予選が幕を閉じます。なんという海王王国の神奈川県。
ドラゴンに敗れる真田さんの切ない後ろ姿も描かれます。

一方、インターハイを逃したチャイナは、コーチと友人として人生についてのお喋りをしておりました。
夢が破れたあとに、友人同士として語り合う二人のシーンも素晴らしい今回です。

そんな中、ドラゴンは海王のために、試合後早速スマイルの勧誘に動き始めます。

ドラゴンが説明する卓球王国の海王学園の育成環境が、原作からもの凄い進化していて2014年化しています。
ハイビジョンで撮影する時代ですw
これはちょっとスマイルも海王に行った方がいいような気がしてきましたw

また、会場にはオシャレな服装を晒したドラゴンの彼女が颯爽とマブイ車でお迎えに登場します。
実はお忍びで試合を見ていたという甲斐甲斐しい彼女ですw

そんな彼女とドラゴンの見た目以上の関係をすべて見ている真田さんの「リア充が」という台詞がこれまた切ないことになっています。
真田さんのドラゴンへの嫉妬がパないですw

そして、アクマにも敗れてしまったペコさんの会場前での涙で締められる今回です。
ここで大会終了のアナウンスが流れているのですが、そのアナウンスの声が福澤朗なのが笑えます。世界卓球繋がり?w
というわけで、原作に負けじと卓球愛に満ちた2014年化しているアニメ「ピンポン」が今回も素晴らしいことになっています。

  

©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会

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