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「ピンポン」 第10話 「ヒーローなのだろうが!!」

「ピンポン」第10話。
第10話は、ペコVS.ドラゴンエピソード。
ついにヒーロー見参のペコさんと世界を取ったドラゴンのガチンコ対決が行われる今回です。
試合では、膝の違和感と折り合いをつけたペコさんが、飛べないドラゴンを高みへと連れて行くめちゃカッコイイヒーローぶりを見せてくれます。
というわけで、ドラゴンもヒーローが迎えに来てくれるのを待っていた人だということが明かされるペコさん無双のお話になっています。
そんな二人の卓球描写も素晴らしいわけで、試合に没頭するにつれて周りの色が消えていく演出がめちゃかっけー神試合になっています。
そして、ドラゴンを見事に羽ばたかせたペコさんが、ついにスマイルの待つ決勝戦へ行くことになる次回最終回に続く本作です。

お話は、回想に出てくる謎の仮面ヒーローがペコさんだったということが明かされて行くシーンからスタート。
仮面がずれて鼻垂れペコさんの顔が少し見えましたw

そして、ついに始まる試合の方では、両面の種類の違うラバーでどちらでもペン握りできるように改造されたペコさんの新兵器が登場。
裏面打法だけでなく、さらなる秘密兵器を用意して進化していたペコさんですw

そんなペコさんに卓球で空を飛ぶ話をされても、信じられないドラゴンのシーンも描かれます。
重圧に怯えてトイレに篭っていたドラゴンには、空を飛ぶヒーローがいるなんて認められないみたいです。

試合では、ペコさんの才能を認められないドラゴンが、あえて回りこんでバックで打つなどして、ヒーローの否定に頑張ります。
なんという悲しい卓球を打つドラゴン。

一方、ペコさんがヒーローとして戻ってくることを待っているスマイルは、小泉丈にヒーローが存在することを説明していました。
果たして、ペコさんは自分を信じてくれているスマイルを迎えに行けるのか否か。

そして、ペコさんもついに、「ヒーローは俺だぜ!俺だかんね!俺の名は星野裕だ!そこんとこよろしく!」
と自らヒーローであることを公言しました。
というわけで、ついに仮面を外して、自らが暗いところに閉じこもっている人達を助けに見参するヒーローであることを名乗ったペコさんでした。

そんなわけで、ついにヒーローとしてドラゴンと打ち合うことになるペコさんでしたが、膝のことも気になったりしてドラゴンに圧倒されてしまいます。
「そうじゃねえだろ」と、オババもツッコミを入れておりましたw

ここで、家のシガラミで苦痛を抱えながら卓球をやって来た飛べないドラゴンの過去話も描かれます。
ようやく試合前にトイレに篭っているドラゴンの心情の全貌が明かされる今回です。

そして、ドラゴンもスマイルと同じくトイレに篭ってヒーローが助けに来てくれるのを待っていた人だということも明かされて、
「どうしたヒーロー!ヒーローなのだろうが!!」「飛ぶのだろうが!皆を救うのだろうが!!」
と、ヒーローへの熱すぎるメッセージを贈ります。

そんなドラゴンの愛に「うん!」と答えるペコさんも熱いことになっています。
また、「どうやらペコのやつ、御大の逆鱗に触れちまったようだな」と言うオババがカッコ良すぎることになっています。オババかっけーw

そして、2ゲーム取られてピンチの中、ペコさんがスマイルのヒーローの歌を聞きます。
「相手は強い?」「ペコなら楽しめるよ」「膝だって大丈夫」「飛べる?」とスマイルと語りあいます。

そんなスマイルの問いに「うん!」と答えて、ついにペコさんが本当にヒーローとして復活する時がやって来ました。
スマイルの自作のヒーローの歌がペコさんを復活させる熱い展開です。

そして、「教えてやる!卓球てのはメタクソ楽しいんだぜ!」と、ついにドラゴンを救い出す作業を始めるヒーローです。

そんなわけで、ついにヒーローのペコさんの覚醒展開がやってまいりました。ナイスなBGMもかかり始めますw
「オイラ飛べる、ピカピカ見える、ピンピン動く!インパルス走る、永久記憶不滅、飛ばすぜドラゴン!」
と、ついにバケモノ反射神経を見せ始めるペコさんの動きがめちゃかっけーことになっています。

「なるほどね、ヒーローか」と、小泉丈もついにヒーローの存在を認めざるおえないことになっておりましたw

そんなペコさんに必死に喰らいつきながらも押されてしまうドラゴンが、ついにペコさんにヒーローの姿を見てしまいます。

そして、ついにドラゴンから1ゲームを取り返したペコさんでした。ヒーローペコさんキターーーーーー!!
アクマのリアクションなど会場のリアクションも最高です。

続くゲームは、さらなる卓球を楽しむ姿を見せるペコサンでした。
そんなペコさんと遊べるドラゴンを羨むチャイナの姿も描かれます。

また、便所に篭っていたドラゴンの元にも希望の光りが差し込んでヒーローが迎えにやってまいりました。
そして、ドラゴンにも羽が生えてついに飛び始めます。ドラゴンに羽が生えたーーーーーーーー!!w

そんなドラゴンからついに2ゲーム目を取り返したペコさんです。ペコさんつえーー!!

そんなペコさんが自分を高く飛ばしてくれるドラゴンに「愛してるぜドラゴン」と告ります。
「図に乗るな」と答えるドラゴンの表情が和らいでいるのが最高です(涙

その頃、ドラゴンの彼女さんは自分が羽ばたくために旅立っておりました。 彼女さんも羽ばたいたーー!!w
というわけで、ドラゴンを迎えにくるヒーローが別にいることを知った彼女さんの旅立ち物語も完結することになる今回です。

そして、最終ゲームで本気で卓球を打つドラゴンが、子供のころの卓球を打ち始めたころの楽しさを思い出します。
ドラゴンの笑顔が子供の笑顔になっていますw

さらに、チームメイトからの応援にも「うるさい、バカ!」と遮って、ついに本心剥き出しで笑いながら卓球を打つ姿をみせるドラゴンでした。
そんなドラゴンが卓球にのめり込むのが強くなるにつれて、画面から色がなくなっていく演出も素晴らしいことになっています。

「全身の細胞が狂喜している、加速せよと命じている、加速せよ!加速せよ!」
「奴は当然のように急速な成長を遂げる、次第に引き離されて行く、優劣は明確、しかし焦りはない」
「全力で打球している、全力で反応している、怯える暇などない」
と、覚醒のペコさんと打ちながら負けを認めつつ卓球を楽しむドラゴンの熱い語りの名シーンも登場します。

そして、「私はここまでだヒーロー、私の羽では限界だ。また連れてきてくれるか?」とついに白旗を上げるドラゴンでした。
「あらら」とドラゴン退治の終了に残念がるペコさんもいいリアクションをしています。

そんなわけで、マッチポイントで心の通じ合った二人が最後のラリーをする時がやってまいりました。
満面の笑みのペコさんと仏様のような笑顔を見せるドラゴンが最高ですw

また、会場の人達もその二人の最後の語らい合いをいい感じに見守っておりました。
そんな中、大学生のドテチンがペコさんの応援に来ていたことが明かされるところがこれまた最高です。ドテチン来てたーーーww

そして、超イケメンヒーロー顔になっているペコさんがついにドラゴンをふっ飛ばしました。
「ここはいい、ここは素晴らしい」

ペコさんも「カッコ良かったぜドラゴン」と最高の手向けの言葉をかけました。

そして最後に、「そうさ、飛べるのだ、人は飛べるのだ」という、ついに人が飛べることを知ったドラゴンの完敗シーンで締められる今回でした。
というわけで、便所に閉じこもっていたドラゴンを見事に羽ばたかせるヒーロー見参の見事な神試合が描かれた神回の今回です。
そして、ついにペコさんがスマイルを迎えに行く次回最終回に続く本作です。ピンポンおもすれー!

  

©松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会

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