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「グラスリップ」 第12話 「花火(再び)」

「グラスリップ」第12話。
グラスリップ第12話は、透子ちゃんの未来の欠片の不思議世界エピソード。
ダビデママのピアノを聴いて欠片の能力を発動させた透子ちゃんの冬の花火大会の不思議世界が描かれる今回です。
その世界では、ダビデではなく透子ちゃんが転校生になっているという、難解過ぎるなんだこれ?の世界が描かれますw
そんな不思議世界ですが、第1話のダビデが花火大会にやって来るお話と対になっていて、ダビデパターンの第1話と、透子ちゃんパターンの第12話というふうに考えると、現実世界での不思議現象の謎解きのヒントになっているような感じもします。やはりテント暮らしのダビデの存在が怪しい?
というわけで、最後の謎解きのヒントが散りばめられたところで、衝撃の?伏線回収の次回最終回に続く本作です。
なんか最終回が終わっても難解すぎて意味がわからないまま終了してしまう可能性もありますがw

お話は、ダビデママのピアノ演奏が始まって、謎の銀世界になる透子ちゃんの街のシーンからスタート。

そこで、電車に乗って初めてこの街にやって来る透子ちゃんの謎世界の物語が始まります。なんだこれはw
まさかのこちらの方が本当の現実かと思わせるような謎解きっぽい物語の始まり方に驚かされてしまいます。
でも、一応透子ちゃんが未来の欠片の能力で見ているという不思議世界という設定みたいです。

そして、初めてこの地に降り立った透子ちゃんが、現地人のダビデと運命の出会いを果たします。
まさかのダビデがこの街の人という、第1話とは逆の展開となっている今回です。

そんなダビデに街の案内を頼むという透子ちゃんがなかなかの積極的な人となっています。

その後、透子ちゃんはダビデに連れられて、いつものメンバーの溜まり場のカゼミチに行きます。

そこでは、透子ちゃんがグループの新参者になっていて、ダビデがまさかの古参メンバーとなっています。
やなぎさんたちとめちゃ馴染んでいるダビデが不思議すぎることに。なんじゃこりゃあああwwwww
好きになりやすいタイプの雪哉は透子ちゃんが気になっています。

でも、以前透子ちゃんがこの街のことをあまり知らないと言っていたりして、実際に透子ちゃんがこのメンバーの一員になった時期が気になります。
あながち、この半年前くらいの季節に引っ越してきたのは本当のことかも?

その後、ラブラブの二人は麒麟館に行って、透子ちゃんがダビデに街の案内をしてもらいます。
ちなみに、この世界のダビデは、この街から出て行ったことがない人らしいです。唐突の孤独を知らないダビデw

そんな中、思春期の少年の祐くんの自宅での、テヘペロお姉さんのテヘペロシーンが登場。テヘペロキターーww
というわけで、不思議世界でもテヘペロは絶対的な存在ということが判明します。お姉さんはテヘペロしたいだけだろwww

一方、やなぎさん&雪哉カップルの二人は、いつものように雪哉が5時半の君をやっておりました。
ちなみに、この時の雪哉はまだ膝をやっていないようです。これは現実とリンク?

薄幸美少女の幸ちゃんは、第1話と同じように熱を出して花火大会に出かけられないことになっています。

そんな中、ダビデ家のシーンも登場。
そんなダビデ家ですが、この世界でもまさかのテント暮らしをしていることが判明のダビデです。冬なのに野宿のダビデwww
というわけで、この世界でも自分の居場所が不自然にないダビデが怪しいことになっています。もしかしてダビデは存在しない透明な存在の可能性も?

そんなダビデ家ですが、すでに透子ちゃん家族と知り合いであることも判明します。
これはダビデが存在しなくても、すでに両家族が知り合いだったという伏線の可能性も?

そして、ついに花火大会が始まろうとしているのですが、いつものメンバーが集まりが悪い展開になります。
祐くんは幸ちゃんに付き添って不参加に。

その頃、雪哉はついに膝をやってしまって、トレーニングから帰れなくなっておりました。これも実際のエピソード?
そもそも冬の花火大会ってのは本当にあるのかもわからないんですけどw

そんな中、約束の神社にやって来た透子ちゃんが、ついに冬の花火大会を体験することになります。

その頃、幸ちゃんは祐くんと自宅で花火を見て、やなぎさんは帰ってこない雪哉の元へ急ぎます。

そんな花火大会展開となるのですが、ここで透子ちゃんがやなぎさんたちに無視されてしまうという超不思議シーンが登場します。
さっき出会ったはずの二人がまるで記憶がなくなったかのように透子ちゃんを知らない人扱いします。なんじゃこりゃあああwwww

一方、陽菜ちゃんはダビデ家の屋上で花火を見ながらお姉ちゃんの恋を応援しておりました。

その頃、透子ちゃんは花火大会にやって来ていた偽者の幸ちゃんにも無視されてしまい、泣きそうになっておりました。
そりゃこんな孤独な目に遭ったら泣きそうになっちゃいますww

そこにようやく透子ちゃんを知っているダビデが来てくれました。このダビデは本物なのか否か。

そんな二人が共鳴状態になるという不思議シーンも登場。
この二人だけがガラスの世界の孤独な旅人?ガラスとトリップと合わせたというグラスリップのタイトルの意味も気になります。

一方、この世界の本物の人達は、それぞれにカップルとなっていい感じに花火を見ておりました。

そして、神社にやって来ている偽物チームの花火を見ているシーンも登場。
元気にやって来ている幸ちゃんは例のおみやげのメガネをかけて花火を楽しんでいます。なんだこいつらはwww

ここで、ダビデがこの世界が透子ちゃんの未来の欠片の世界であることを教えてくれます。
そんなダビデもこの世界の人でなく、現実の世界から透子ちゃんが連れてきたダビデだということが明かされます。やっぱりあっちが現実みたいですw
さらに、透明な4人組はここに集まれなかった4人の亡霊的な偽物の存在であることも明かされます。
これは仲間がバラバラになってしまうことに孤独を感じた透子ちゃんの気持ちを表現している?
やはりこの作品はいつまでも一緒にいたい仲間たちとの恋愛関係に揺れる思春期の繊細な気持ちを表現する作品なのかしら?

その後、この世界の自分が皆さんに忘れられてしまうのは、皆さんと一緒に過ごした忘れられない場所を持っていないからという答えに辿りついた透子ちゃんでした。そんな透子ちゃんがこの世界を去ることになります。
ダビデが来た後の仲間たちとの恋愛解禁展開での過ちにでも気付いちゃったのかしら?

そして、ようやくダビデママのピアノとガラスの光でのトリップから帰ってきた透子ちゃんでした。
というわけで、最終回前の1話まるまるを謎の欠片の世界話でやっちゃうという凄いことをしている本作でした。簡単に理解させる気がねええww

最後は、旅から戻ってきて衝撃の顔をしながら「なんでもないの」という透子ちゃんと、花火の音が響き渡る謎の街の引き画で次回に続く本作です。
なんだこのワケの分からない終わり方ww
そんなわけで、何が現実で何が幻想なのか、透子ちゃんたちの能力は何なのか、ダビデとは何者なのか、そもそも本作は何を描こうとしているのか、などの伏線の欠片を今回で散りばめ終わったところで、ついに次回の衝撃の?伏線回収の最終回に続きます。
最終回が終わっても理解できない可能性があることがちょっと怖いですが、すべての謎が解ける?最終回に期待したいグラスリップです。

  

©glasslip project

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