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「残響のテロル」 第2話 「CALL&RESPONSE」

「残響のテロル」第2話。
テロル第2話は、ナインとツエルブのスピンクスによる六本木警察爆破テロエピソード。
前回の都庁爆破テロに続いて、天才少年テロリストチーム・スピンクスの次なる犯行が描かれる今回です。
そんな中、前回の都庁爆破テロの犯行の手口の解明もしっかりと描かれて、少年たちのテロアニメが面白くなってきています。
そして、そんな天才少年チームのスピンクスに挑む謎解き大好き刑事の柴崎も本格的に動き出して、警察との対立構造も出来上がりつつあります。
一方、前回のテロの共犯者となったリサちゃんでしたが、まだ今回はツエルブに仲間とは認めてもらえずに右往左往していますw
というわけで、スピンクスの名前の由来のギリシャ神話のオイディプスの物語も紹介されて、国家を相手にするスピンクスの戦いが熱くなってまいりました。

お話は、スピンクスが爆破テロを行った都庁周辺の悲惨な現場シーンからスタート。
あらためて少年たちがとんでもないことをやらかしたことを実感させる衝撃のシーンで再開となる本作です。
でも、これで死者が一人も出ていないというありえないことになっていますw

一方、そんなとんでもないことをやらかしたスピンクスの共犯者となってしまったリサちゃんはすごすごと自宅に帰っておりました。
庶民的な団地っ子だということが判明のリサちゃんです。

その自宅では、お父さんに捨てられて壊れてしまったお母さんの過保護地獄に苦しむリサちゃんでした。こんなお母さん嫌w

というわけで、イケメンのナインの「もう、戻れないよ」という現実世界から連れ去ってくれる言葉を思い出して揺れるリサちゃんでした。
果たしてリサちゃんは、超怖いお母さんからフライハイできるのか否か。

そんな中、前回の都庁爆破テロの犯行の手口が解明される警察の対策本部シーンも登場。
刑事ドラマのようにガッツリと警察側のテロ事件に対応する様子を描く本作が流石です。

ここで死者が出なかったという報告もなされます。スピンクスは死人を出さないテロリストという設定?

また、動画サイトにアップしてる犯行予告がIPを辿られないようにしているとか、停電で都庁の監視カメラに映らないようにしていたとかの、天才少年チームの犯行の手口も丁寧に説明されております。

そして、気になっていた都庁を崩壊させたスピンクスのお手製爆弾の科学的説明も科捜研の人により解説されておりました。
なるほど、それが実際に上手くいくかは全然分からないですが、前回の爆発シーンの顛末は分かりましたw
というわけで、天才少年達に出来うるであろうテロの詳細がキッチリと説明されて、テロアニメとしていい感じになっている本作です。

また、スピンクスが「VON」という犯行メッセージを残していることも明かされて、前回のプルトニウム強奪と同一犯であることを警察上層部にアピールしておりました。
やはり最後はプルトニウムを使った核テロ展開になりそうな本作です。

その頃、スピンクスの二人は次なるテロの爆弾を製作しておりました。
今度は携帯電話の着信発火型の爆弾のようです。

一方、共犯者のリサちゃんは学校に姿を現さなくなった二人のことが気になっている様子です。やはり犯行のための偽りの転校でした。
ちなみに、学校の美術が実写にしか見えないことになっています。

そして、ジャンケンに負けたナインが六本木警察署に出前持ち姿で潜入して、爆弾を仕掛けるという次なる爆弾テロが始まります。
用意周到にカメラを設置する場面までキッチリと描かれます。

一方、元敏腕刑事の窓際族のヒゲの柴崎は、クロスワードをやって時間を潰しておりました。
前回は詰将棋で今回はクロスワードという、スピンクスに挑む謎解き大好きデカであることが描かれる柴崎です。
ちなみに、パートナーのデブが炭水化物にめちゃ強いデブキャラであることも描かれておりましたw 

そんなネットサーフィン中のデブ刑事の元に、あらたなるスピンクスの予告動画がアップされます。
今度の動画も謎解き形式になっていて、有名なスフィンクスのなぞなぞを出します。

その予告動画を見た捜査一課のお偉いさんにより、二人のユニット名のスピンクスが、スフィンクスのギリシャ語読みであることが明かされます。
というわけで、スピンクスが登場するギリシャ神話のオイディプスの物語が二人のユニット名に由来していることが明かされる今回です。

スピンクスの二人のことが気になっているリサちゃんも図書館に行ってオイディプスのことを調べておりました。リサちゃんきゃわわ。
そんなわけで、分かり易い漫画本で自ら手で盲目になってしまったオイディプスの悲劇を知るリサちゃんです。
スピンクスの二人は親に捨てられてオイディプスの物語を、施設育ちの自分たちに重ねて社会に反抗を試みているのか否か。

そんな中、ツエルブがリサちゃんのもとに現れて、ドリンクバーでリサちゃんをいじっていじめちゃいます。なんという意地悪なツエルブw
でも、リサちゃんがいじめたくなるような可愛さ要素を持っているのも否定できません。

一方、捜査一課では、「人間」というなぞなぞのベタな答えを出して、次のテロのターゲットをDNA研究所と導き出しておりました。

そこに、違う答えを出した謎解き大好きな柴崎から捜査一課のお偉いさんに電話が入ります。
何気にお偉いさんにまだ一目置かれていたことが判明の柴崎ですw なぜ柴崎が窓際族に落ちぶれたのかが気になりますw

一方、リサちゃんはいじめられてもスピンクスのことが気になってツエルブを追います。
でも、「共犯者であって仲間でない」と拒絶されてしまうリサちゃんでした。
ツエルブは、ナインとリサちゃんがイチャつくのが嫌でいじわるをしている感もありますw

そんな中、柴崎がなぞなぞのもう一つの異説の答えの「オイディプス自身」から、ターゲットが六本木警察署であることを導き出しておりました。柴崎有能。

というわけで、柴崎が答えを出したと同時に、ナインが爆破スイッチを入れて六本木警察署が爆破されちゃいました。第2のテロキターーー!!!
物凄い爆発をしていますが、これも死亡者はゼロと計算済み?

ここで、デブ刑事から六本木署が爆破されたことを聞く柴崎でした。柴崎の推理間に合わず。

一方、リサちゃんはツエルブに置いてかれておりました。
果たして、リサちゃんはスピンクスの一員になれるのか否か。

柴崎の方は、捜査一課のお偉いさんから、スピンクスがプルトニウムを使って本気でこの国に戦いを挑もうとしていることを聞かされます。
そんな重要情報を教えてもらって、捜査一課に戻ってこいと言われる柴崎は何者w

最後に、ナインが「早く出てこいよ」と言っていますが、誰を挑発しているのでしょうか。もしかして柴崎?w
というわけで、謎解き大好き窓際族刑事の柴崎の参戦展開も見えてきて、スピンクスの国家に戦いを挑むテロアニメが面白くなってきている本作です。

  

©残響のテロル製作委員会

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