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「響け!ユーフォニアム」 第7話 「なきむしサクソフォン」

「響け!ユーフォニアム」第7話。
ユーフォ第7話は、久美子の幼馴染の葵ちゃん退部エピソード。
本気で全国を目指すことを公然と拒否していた葵ちゃんがついに吹奏楽部を退部してしまうお話の今回です。
そんなわけで、葵ちゃんと一緒に全国へ行くという久美子の淡い夢は絶たれることになってしまいました。
そして、そんな葵ちゃん退部回ですが、本当の今回の主人公は早見沙織演じるなきむし部長だったことが判明します。
そのなきむしサクソフォンの部長が去年のゴタゴタを引き受けて部長になったことや、葵ちゃんが部活を辞めた本当の理由が明かされます。
また、ストイックに自分の演奏を追求する副部長の田中あすかが、ハングリー精神旺盛な貧乏キャラということも判明w
というわけで、みんな仲良しで全国へというぬるいことにならない、人間関係ゴタゴタの熱い青春が面白く描かれている今回です。
そして最後に、加藤ちゃんの秀一を巡る久美子との恋愛暴走展開に突入して、次回に続く本作です。

お話は、どんよりとした天気の中、夏のコンクールへ向けて練習する久美子たちの部活シーンからスタート。
明らかに天気が良くないことが起こることを予感させる武本康弘コンテ演出回の今回ですw
そんな中、早速本気でやらないアリバイ作りをしている葵ちゃんが、塾があると言って帰ってしまいます。

そんな葵ちゃんと、葵ちゃんを気にする早見沙織演部長のことが気になる久美子です。
というわけで、去年のやる気あるグループが辞めた真相が明かされる、葵ちゃんと小笠原晴香部長のお話が幕を開けます。

そんな中、男子部員のズボンのチャックが空いていることを全部員の前で辱める滝昇の鬼畜なところも描かれますw
あら、隣のメガネちゃんがファスナーを意識して恥ずかしいことにw

また、トロンボーンの縦ロールちゃんが、同じトロンボーン男子と付き合っている模様も描かれます。

そして、高らかにトランペットのソロパートを練習する高坂麗奈にリボンちゃんがイチャモンをつけるシーンも登場。
でも、無視していじめたらダメと、吹奏楽部のマドンナの中世古香織先輩に釘を刺されているリボンちゃんです。
流石、リボンちゃんのやりそうなことを見抜いている中世古先輩w

そこで、葵ちゃんのことで悩んでいる部長を心配する中世古先輩の姿も描かれます。

そんな中、やる気のなかった組の中川先輩が、ユーフォを持って帰るというやる気を見せ始めておりました。
それには久美子も感動の眼差しを向けます。あら中川先輩。

そこで、中川先輩とリボンちゃんが犬猿の仲だったという、衝撃の2年生の中での人間関係も明かされます。
敵の多いリボンちゃんの人間関係キターーーーーーww
というわけで、リボンちゃんがなかなかの気になるキャラクターになってきている本作です。

その後、中世古先輩と部長が話し込んでいることを見てしまう久美子でした。

そんな久美子に情報通の秀一が、去年の現2年生のやる気あるグループが辞めた事件と関係があると教えてくれます。
なにこの雨宿りの腐れ縁のいい感じの二人。麗奈ちゃん来てーーーーー!!!

そして、久美子のナレーションで前置きしつつ、ついに葵ちゃんが吹奏楽部を辞める時がやって来てしまいます。

辞めるキッカケは、滝昇の執拗なまでのズケズケと痛いところをついてくる個人レッスンだったわけで・・・
本気でやれない葵ちゃんが、ついに逃げ場を失ってしまいます。
葵ちゃんの受験という建前の事情を知っていて、的外れじゃなく正論で追い詰めてくる滝昇が容赦ねえw

そんなわけで、葵ちゃんに限界が来て、ついに全部員の前で辞めることを宣言してしまいました。
ああああああああああああ、葵ちゃんの全国が終わったああああああ!!!

その衝撃の発言にサファイアちゃんたちみんなが固まってしまいます。

そして、音楽室を出て行った葵ちゃんを久美子も飛び出して追いかけて行くという熱いシーンも登場!久美子が熱い!
でも、途中で部長に追い抜かれてエエトコ取りされる久美子ですw 部長足はええww

ここで、ついに葵ちゃんが本気で全国を目指すことを拒んでいた理由が明かされます。
それは、去年の後輩のやる気あるグループの退部を止められなかった罪悪感からだったわけで・・・
なるほど、その理由で今までの葵ちゃんの気になる発言の意味がようやく分かることになりました。
前回の久美子に全国を託す「オーディション頑張って」のセリフの意味も繋がりました。

その後、葵ちゃんが退場して、自分の器が小さいからだと自虐しはじめる小笠原部長のめんどくさい展開が描かれます。
いきなりフォローしようとする久美子に自分のいいところを言わせるめんどくさい部長ですww
そこで優しいとこだけ?とツッコまれて謝ってしまう久美子が無能すぎて情けないことに。久美子謝るなーーーwww
というわけで、真の今回の主役の早見沙織演じるなきむしサクソフォン部長がめんどくさく泣いちゃいました。

そんな中、ギャーギャー喚く部長を諌めるために田中あすか副部長がやって来ます。
そんな副部長に泣きながら荒ぶって愚痴をぶつける部長がかわええことにw

しかし、そんな部長に眼光鋭く「断ればよかったんだよ」と言って、おとなしくさせる副部長が恐ろしいことになっています。
自己中ストイックの副部長こええええええ!!!!
というわけで、田中あすか副部長の本当の姿も徐々に明かされていく今回です。

そして、正式に葵ちゃんが退部届を出して、さらにどんよりとした部活練習風景が描かれることになります。

なきむしサクソフォンの部長も学校を休んじゃっております。

全体練習では、久美子が心ここにあらずの演奏をして、副部長にも滝昇にも怒られてしまいます。

そんな中、ついに久美子が、やる気なしグループだった中川先輩に去年のゴタゴタの真相を聞くことにします。

そして、やる気なしグループの悪い3年生たちが、将来有望な1年生たちを無視し続けたという酷い過去エピソードが明かされます。
なにげにやる気なしグループに入ってる世渡り上手なぽっちゃり先輩w
というわけで、この辞めて行ったやる気ありの現2年生が今いないことがもったいなさすぎることになっています。

そんな辞めてしまった1年生と悪い先輩との間で、何も出来なかった部長や葵ちゃんたちの切ない気持ちもついに明かされます。

ここで、そのゴタゴタの中で、我関せずでユーフォを吹き続けていたという、田中あすか副部長の武勇伝も中川先輩から明かされます。
とことんストイックキャラの田中あすか副部長こええええwww

一方、中川先輩犬猿の仲のリボンちゃんは、マドンナの中世古先輩が部活に来てなくてがっくしw

そして、その中世古先輩は、部長の家に焼き芋を持って訪ねておりました。

そんな中、前回もチラリと出ていた久美子の気になる過去シーンが登場します。
「あなたのこと認めないから」と言われている中学生久美子の過去が気になることに。

一方、部長宅では、中世古先輩と小笠原晴香部長の焼き芋友情シーンが描かれます。

あすかと違ってバカだとディスりながら、部長を引き受けられる勇気を持っていたのは晴香だけだと上手く褒めるマドンナが流石です。
というわけで、全国を狙う本当の適任の部長は小笠原晴香だということが描かれる、部長アゲ回となっている今回です。
田中あすかの個人の力だけでは全国は獲れない?

そんなリボンちゃんも大好きなマドンナの中世古香織先輩が輝きすぎています。
そんな中世古香織に高坂麗奈ちゃんは勝てるのか否か。

そして、葵ちゃん退部のゴタゴタに一段落がつきかけたところで、加藤ちゃんの恋愛展開が再び訪れます。
前回と同じ久美子との電車展開で、またもや秀一との恋の事件が起こりそうな雰囲気に。
やっぱり、ホームに偽もち蔵がいたあああああああああああああwww

そこで、秀一とぶつかるという、またもやラブなハプニングを起こしてしまう加藤ちゃんでした。

あちゃー、加藤ちゃんの秀一を見送る目が熱いことに・・・

そんな加藤ちゃんの視線の先には、なんかいい感じの久美子と秀一の腐れ縁カップルの姿がありました。
ここで、情報通の秀一が、田中あすか副部長のことが苦手だと語り始めます。

そして、副部長が、六畳一間の貧乏部屋でストイックに暮らしていたことが明かされます。
副部長のハングリー精神旺盛な貧乏キャラ設定解禁キターーーーーー!!!
いつも本音が口からボロボロこぼれている久美子とは正反対のキャラクターです。なにげに秀一は久美子の好きなところを語っています。

そんないい感じのカップルの隣に、しれっと邪魔をしに高坂麗奈ちゃんの姿が!
麗奈ちゃんが秀一を阻止するために現れたああああああwww
というわけで、高坂麗奈の久美子狙いの百合少女の可能性がさらに高まってきている今回です。
運命の赤い糸に結ばれた久美子を守るために麗奈ちゃん頑張れーーーー!!!!!

そして、ようやく天気も晴れて、部長も復帰した夏のコンクールへの練習が始まります。
そんな部長の復帰に、部長なんてやってられるかの副部長も安心しています。彼女にはもっと進むべき道があるようです。

その後、音合せのシーンでは、空席になってしまった葵ちゃんの椅子を眺める部長の切ない姿が描かれます。

ここで、ある意味一人で去年のゴタゴタを背負って去ってしまった葵ちゃんの全国への夢を託された部長の回想シーンも登場します。
そんな葵ちゃんの絶たれた夢を託されて、新たに全国へ向かう小笠原晴香部長が重いものを背負いました。

そんなわけで、葵ちゃんのいない吹奏楽部が新たなスタートを切るという展開になった今回です。

そして最後は、秀一が気になる加藤ちゃんが動き出してしまいます。
たまご尽くし弁当にテンションアゲアゲの久美子にライバル心を持った加藤ちゃんがついに・・・

「久美子って、トロンボーンの塚本と付き合ってんの?」
加藤ちゃんの止められない恋心暴走展開キターーーーーー!!!!
そんな加藤ちゃんの恋の宣戦布告に、「はい?」と鈍感久美子のリアクションで次回に続く本作です。
というわけで、葵ちゃんが切なく脱落する中、休む暇もなく次なる青春の壁が現れるという面白い展開になっているユーフォです。




©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

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